子供の進学は嬉しいイベントですが、親の財布には痛いニュースがあります。
学生服が年々値上がりしている上に、コロナでバザーを中止にする学校が増えています。
中古の学生服や体操着を手に入れる場所が無くなった今、節約する方法は無いのでしょうか。
プロローグ

学生服のお店から郵便物が来てるよ。

何だろう。えーと。
「新中学生の学制服を早期予約で割引します」か。
1年も前から送られてくるんだね。

学制服って指定されているから、新品を買うしかないよね。
全部を合わせると10万円超えそう。
3年間しか着ないのにね。

本当にそうだね。
なんとか安く済ませる方法がないか調べてみるよ。
この記事で分かることはこんなことです。
- 中学で入学時に必要なアイテムは10万円を超えます
- メルカリなどで、中古で安く買う方法をアイテムごとに紹介します
- 中古品を安く買う5つのデメリットは5つと解決方法を紹介します
著者について
- 小学生2人の子を持つ父親。
- メルカリ、ラクマ、ジモティーを駆使して長男の学生服を安く揃えた実績あり
この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
学生服をとにかく安く買う方法や時期とは。新品を買う前に必見!
中学校進学で必要な学生服が高すぎる!
公立中学校で入学時に必要なアイテムは全部で数万円、多いところは10万円以上します。
中学1年生でかかる平均的な学費は以下の通りです。
中学1年生の学費(合計22万円)
- 修学旅行費:1万円
- 学用品、制服:8万3千円
- 課外活動費:4万8千円
- 通学費:1万6千円
- 通学用品費:1万7千円
- 給食費:4万4千円
もっとも高い項目が「学用品・制服」で学制服や体操着・ジャージ・かばん・上履きなどを購入する費用です。
学生服はどんどん高くなっている
学制服代は下のグラフのように、年々値上がりの一途をたどっています。

理由は少子化で子供が減っていて、業者が厳しい環境で経営しているなど様々な要因があります。

子どもの学力に直接関係することや、栄養バランスを考えた給食に使ってほしいね。
ですが学校指定をやめて、ユニクロがベトナムなどで大量に作ればはるかに安く作れます。
そういった活動も少しずつ進んできています。
もし興味があればこちらの記事が面白かったので紹介します。
中学校進学で必要な学生服
すいません、本題に戻ります。
それではどのような内容のものが含まれているか一覧をお見せします。
・男子生徒の例

・女子生徒の例

※地域により違いがあるので、詳しくは地元の学制服屋で確認してください。
では、次の章で「標準服」と「学校指定」それぞれで安く買う方法を解説します。
学生服を安く買うには時期や買い方が重要
学生服を安く買う時期
まず行く学校が決まっていれば、とにかく早くから探し出すのがベターです。
私の場合は、小学5年生に上がったときから探し始めました。
時期で言えば、4月、5月が1つの狙い時です。
理由は卒業生達の不要になった学生服が多く出回るからです。
学制服を安く買う方法について
学校のバザーで安く買う
まずここで最初に当たりたい方法があります。
中学校のバザーでの購入や、知り合いに譲ってもらえるなら、それが手堅いと思います。
ですがコロナの影響でバザーが中止だったり、良い知り合いがいない場合が多いと思います。
そういう環境を前提に次からの話を進めます。
標準学生服を安く買うにはフリマアプリがお勧め
詰襟
標準服である詰襟、スラックスやセーラー服はメルカリやラクマにあります。
出品数がそれなりにあるので選びやすいと思います。
こちらがうちで購入した詰襟の例です。

定価27,000円の詰襟が中古ですが1,800円になりました。
ズボン
定価1万円のズボンも1,400円で購入できました。
学生服とセットで買わなくても、同じメーカーの標準品なら生地が同じなので問題ありません。

Yシャツ
Yシャツも同様に品質の良いものでも、安く買うことが出来ます。

標準服はこのように検索すれば好みのものを安く買うことができます。
ただし状態が良く、安く買うことができるものから売切れていくので、早めに探されるのをお勧めします。
学校指定品はジモテイーで安く買う
ジャージ
メルカリやラクマで出品される可能性はありますが、ジモティーの方が確率は高いと思います。
検索すると下記のような商品が見つかります。

ヘルメットやカバンなど
学校指定のものはジモティーであっても、見つけるのも容易ではありません。

とにかく早くから探し出すことをお勧めします。
簡単な方法はジモティーのアプリで検索条件を保存しておきます。
そして「保存した検索条件の新着」をONにしておけば完了です。
仮に子供の成長が早くてサイズアウトしそうなら、売却して新たに探せばよいです。
学生服を安く買う方法のデメリットについて
それではこれまでの購入方法のデメリットを説明します。
商品が見つかるとは限らない
標準品は見つかる可能性が高いですが、学校指定品はなかなか見つかりません。
対策はとにかく早く探し始めることしかありません。
商品を試着できない
子供の身長より大きめのサイズを購入しますが、実際に着れないのでしっかり分かりません。
対策は学制服屋で試着しておくことです。

学制服屋さんでは色々な情報が手に入るよ。
いつまでに何を揃える必要があるか。
学制服に刺繍が必要だとか、ボタンだけ学校指定だとか。
商品の状態が予想より悪かった
メルカリ、ラクマ、ジモティーでは商品の状態を説明しています。
ただし主観的な判断ですので、受け取ってみたら予想と違うことはあります。
対策は「目立った汚れが無い」以上の商品を選ぶことです。
もし「傷がある」という商品を購入したいのであれば、具体的に傷の場所を写真で見せてもらうのが良いです。
受け取ってからクレームを言うのはお互いに避けたいからです。
早期予約割引を受けられなくなる
私の地域の学制服屋では1年前にダイレクトメールで早期予約割引の案内がありました。
中古品が出てくるのを待っていて、予約をしないといざ見つからなかったときに割引が受けられなくなります。
対策は予約だけしておいて、中古が見つかったら予約をキャンセルするです。

キャンセル規定をしっかり読んでおこう!
おそらく年が明けてから採寸して作るので問題ないと思うよ。
子供の気持ちを考えずに中古を安く買うと拒否される
子どもの性格や商品の状態で拒否されるかもしれません。
とにかくコミュニケーションを取っておくことです。
我が家では子供に新品を買うなら、子供のお年玉がないとお金が無くて買えないと説明しました。
(こんなやり方はマネしないでくださいね・・)
言い訳をすれば、綺麗な中古しか買いませんでしたよ。
学生服の将来。安く買うのが当たり前に
ここからは将来こうなるだろうという話です。
ユニクロの埼玉県の市立高校の制服に採用されたというニュースを紹介します。
現行の制服より8割安い値段で販売できるそうです。
- 現行の制服:約6万円
- ユニクロの制服:1万2千円
経済的に厳しい家庭には、ありがたいニュースですよね。
グローバルな衣料メーカーが本気で作れば、これくらい価格の差ができるのだと改めて感じさせられます。
詳しく読みたい方はこちらの記事をお読みください。
最後に
この記事を読んでいただいてありがとうございます。
学制服は新品で買うのが当たり前と私は思っていました。
自分が学生のときと違い、メルカリのようなサービスが出来て常識が変わってきています。
常識にとわわれず賢く生きていきたいですよね。
さらに詳しい節約に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは資産運用をテーマに日常的な節約ネタや家計簿のつけ方を紹介しています。
ゆくゆくは副業、投資ネタも増やしていきます。
良かったらご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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