「マネーフォワードを使いたいけど無料版じゃ物足りないかも。」
「有料版のお金を払わないで済む方法は無いかな?」
こんな疑問や考えを持っている人に、マネーフォワード無料版でも十分に活用できる理由を解説します。
2022年12月から無料版の口座開設数が10件から4件に減るニュースが話題になりました。
そうなると無料版利用者の多くが登録口座が不足することになります。
とはいってもマネーフォワード利用者の目的は、少しでも家計を節約することだと思います。
月額500円払って有料版に切り替える前に、無料版を継続できるか検討してみませんか?
プロローグ

マネーフォワードの無料版が口座連携数4件に減るんだって。
うちって10件無いと無理だよね?
有料版にする?

うーん。
確かに4件じゃ足りないね。
でも家計簿にお金かけるのって本末転倒じゃない?

節約のために家計簿つけるんだもんね。
確かにそうだけど、いい方法あるかな?
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- マネーフォワードとは何か、有料版・無料版の違いを解説します
- マネーフォワードME無料版で連携口座数を増やす方法を解説します
- マネーフォワードME無料版で家計データを無期限保管して、予算管理できます
著者について
- マネーフォワードの無料会員を5年以上続けています
- マネーフォワードのデータを張り付けて、毎月5分で終わる家計簿管理を紹介しています
- 節約・副業・投資が趣味で40歳で資産が4千万円をオーバーしました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
マネーフォワードME無料版のメリット・できること

マネーフォワードは利用者が1000万人を超える、国内No.1の家計簿アプリです。
家計簿アプリは他にもありますが、マネーフォワードがここまで成長したのには理由があります。
- 2,000を超える金融サービスと提携
- 銀行口座、クレジットカード、証券会社などを一括管理
- 使ったお金の項目(食費・光熱費など)を自動で振り分け
- パソコンとモバイルで併用可
マネーフォワードの最大のメリットは、家計簿をつける手間と時間が驚くくらい早くなることです。
それでいて難しい使い方は一切ありません。
アカウントを作成して金融機関を登録すれば、後は自動で下記のような家計簿を記録してくれます。

詳しくはこちらの公式動画で解説しています。
マネーフォワードME無料版と有料版(プレミアム)の違い

本題に入るまでに無料版と有料版の違いを解説します。
すでにご存じであれば読み飛ばして次の章へ進んでください。
無料版と有料版の機能は以下のように違います。

それでは具体的に赤丸で囲った5つのポイントについて解説していきます。
- データ閲覧可能期間:無料会員は1年間しか家計簿が見られません
- 連携数:無料会員は銀行や証券会社、クレジットカードが10個しか登録できません
- 連携講座の一括更新:無料版は口座ごと、クレジットカードごとに手動更新が必要です
- 家計資産レポート:プレミアム会員は資産の内訳の詳細や、推移が時系列で見られます
- CSVダウンロード:プレミアム会員は家計簿がデータでダウンロードできます
プレミアム版については、こちらの記事で解説しています。
マネーフォワードME無料版で十分な理由

それでは本題の解説に移ります。
マネーフォワードMEは無料で資産形成に十分な家計簿が作れます。
- アカウントを複数持てる
- データは自分で保存できる
- 家計簿は月1回以上見なくて良い
- 予算管理機能はエクセルで十分
それでは1つずつ解説していきます。
アカウントを複数持てばいい
無料版は金融機関を4つまでしか登録できません。
銀行、クレジットカード、証券会社・・
4件を超える金融機関を利用している人の方が多いと思います。
だからといって有料版を利用する必要はありません。
アカウントを複数作ればその分金融機関を増やせるからです。
アカウント作成にはグーグルやヤフーアカウント、メールアドレスが必要ですが、それぞれ別々にアカウントを持てます。
家計簿は月1回以上見る必要が無い
無料会員は金融機関との連携頻度が低いデメリットがあります。
そうなると資産の推移は正確に取れません。
ですが一般的な家計において日々資産の推移を確認する必要があるでしょうか?
日々変動する株価で資産が増減するのを見ているは、むしろ時間がもったいないと思います。
我が家では毎月1回マネーフォワードと金融機関を連携させて、家計簿を作るだけ十分に家計管理ができています。
データは自分で保存すればいい
無料版では家計データをCSVデータでダウンロードできません。
CSVデータでダウンロードすればエクセルで加工できますが、無料会員でも同じことができます。
マネーフォワードの家計画面を以下のように選択して、エクセルにコピー&ペーストすればデータとして保存できるからです。
(マネーフォワード家計画面)

(エクセルにコピー&ペーストした家計簿)

予算管理機能はエクセルがおすすめ
有料版と違って無料版だと毎月の出費が使いすぎかの診断ができません。
有料版だと食費を毎月6万円にしようと設定していると、月の半分で4万円使っていれば使いすぎだと分かります。
ただしこの機能を使うためには、日々マネーフォワードをチェックする手間がかかります。
日々使いすぎのチェックをして、毎日の出費を気にするような家計管理はおすすめしません。
ストレスの素になって家計簿が続かない、反動で消費に走る原因となるからです。
そのため家計の使い過ぎは月に1回に抑えて、1年間トータルで予算を守るようにしましょう。
簡単な予算管理方法は下記の記事で解説しています。
マネーフォワードMEの登録手順と無料版活用方法

それでは無料版マネーフォワードを最大限に活用して、家計を管理する方法を紹介します。
登録手順と管理方法
- アプリをインストールする
- アカウントを作成する
- 金融機関を追加する
- 月に1回連携を更新する
- 家計データをエクセルにコピー&ペーストして保存する
連携する金融機関が多いときは、メールアドレスを複数用意します。
メールアドレス分のアカウントを作成すれば、連携数を増やすことができるからです。
「別々に管理するのが面倒」と思うかもしれませんが、エクセルにコピー&ペーストすれば一括管理できるので問題ありません。
エクセルテンプレートを活用する
家計データをエクセルにコピー&ペーストするときは、エクセルテンプレートを使用します。
そうするとペーストしただけで、家計データから自分のオリジナル家計簿が作成できます。
我が家の場合は、以下のように年間で支出と貯金額の目標と実績を管理しています。
(年間支出管理グラフ)

(年間貯蓄管理グラフ)

(エクセルテンプレートの解説・無料版ダウンロードはこちら)
最後に
マネーフォワードMEは無料版で十分だという理由を解説してきました。
口座連携数が減ってもアカウントを増やせば、毎月の会員費は不要になります。
せっかく家計簿をつけて節約したいのに会員費を払っていては本末転倒ですよね。
エクセルにコピー&ペーストして、無期限で保管する方法を活用すれば無料版で十分に家計管理できると思います。
面倒な作業がなくて、お金の不安から解放されるストレスフリーな家計簿管理を始めてみてはいかがでしょうか?
さらに詳しい家計簿に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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