体重計に毎日のると体重が減るというのが科学的に証明されたのは知っていますか?
体重計に乗ると運動になるからかな?と思った人、もちろん違いますよ(笑)
理由はダイエットの意識が高まるからです。
それって家計簿にも言えることなのです。
プロローグ

家計簿をつけると何で節約に繋がるんだろう?
なんとなくは分かるんだけど、しっかり分からなくて。

それは色々あると思うよ。
例えば使っていないサービスに毎月お金を払っていたことに気付いたり。

なるほどね。
無駄な出費が見えるようになるんだね。

メリットはそれだけじゃないんだ。
いまから家計簿が節約に繋がる大きな理由を3つ説明するね。
この記事で分かることはこんなことです。
・家計簿をつけると節約できる理由は3つあります ①不要な支出が見つかる ②使い過ぎの項目が分かる ③意識が高まる ・実際に節約に繋がった事例で説明します ・節約を続けられる4つのコツを説明します ・家計簿を続けるコツを説明します
著者について
- 40歳で専業主婦の妻と2人の子供を養いながら、資産4千万円達成
- エクセル家計簿を作って4年間無理なく継続中
- 家計簿を使った節約で月27万円の生活費を1年以上継続中
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
シンプルな家計簿をつけて節約を無理なく続ける方法

家計簿をつけるメリット
家計簿はなんとなくつけたほう良いと感じていても、「面倒で続かない」「特に困っていない」という考えで、つけていない人も多いと思います。
そうは考えていても、子供の養育費や、老後の不安などお金に関する不安を持っている人もいます。
そんな悩みに対して、家計簿をつけるメリットは以下のようなものがあります。
- 現在の家計の状況を把握できる
- 将来設計ができるようになる
今現在はお金に困っていなくても、家計が赤字か黒字か分からない、将来設計が無いのでは常にお金の不安に付きまとわれてしまいます。
詳しくはこちらで解説しています。
シンプルな家計簿なら続けられる
家計簿が続かない理由
家計簿が続かない人は意外なことに、几帳面な人、何事もしっかりさせたい人です。
家計簿を正確につけようとすると、様々な問題に遭遇しますが、こういう人は妥協が出来ずにストレスを溜めてしまいます。
家計簿を巡るトラブル
- 月末の収支が合わない
- 取っておいたレシートが1枚だけ見当たらない
- 家族が使った使途不明金が気になる
- 支出の分類分けを細かく設定し過ぎて面倒
そのため、かえって少しいい加減な人の方が家計簿は続きます。
続けられる家計簿とは
どんな人でも続けられる家計簿とはどういうものでしょうか。
複雑でなくてシンプルな家計簿で、つけるのに手間や時間がかからないのが良いですよね。
とはいってもあまりに適当な家計簿では、もちろん意味が無いので、いかに正確な家計簿を手間なく書けるかが大事です。
面倒な家計簿で良く目にするのは手書きや、専用のソフトを使った家計簿で初期投資が必要なのに続かないという結果になりがちです。
私のおすすめはマネーフォワードとエクセルを使った方法です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
家計簿をつけると節約ができる3つの理由
家計簿をつけられるようになると、3つのステップで節約が進められます。
- 不要な支出が見つかる
- 使い過ぎの項目が見つかる
- 節約意識が高まる
不要な支出が見つかる
家計簿をつけるとすべての支出がはっきりします。
もう使っていないアプリ、カードが自動でが引き落とされていてビックリすることも。
私も1年以上、契約して使っていなかったサービスが見つかった経験があります。
使い過ぎの項目が分かる
ネットで調べると簡単に家計費の項目ごとの平均値が分かります。
自分の家計簿と見比べると明らかに高い項目が見つかります。
例えば「食費」が高い場合、実は世間と比べて外食が多いなんてことが分かります。
家計簿をつけないと、意外と分からないものです。
節約の意識が高まる
家計簿をつけて節約の意識が高まる理由は下記の通りです。
- 節約の効果がはっきり確認できるからモチベーションがあがるkら
- 使い過ぎた時に危機感が産まれるから
- 節約の目標ができるから
- 定期的に家計を振り返るから
それでは次の章で具体的な説明をしていきます。
家計簿をつけて無理なく節約した我が家の例
我が家では2017年の途中から家計簿をつけ始めました。
家計簿をつけ始めて分かったのはこんなことです。
・不要な会員費を払っていた(JR系カード、クレジットカード、音楽・動画サービス) ・食費と通信費が平均より高かった
- 家計を見直した結果、2018年から2019年で月6万8千円の節約を達成しました
- 節約の意識が高まったため、2020年には11万7千円の節約を達成しました
グラフにすると下記の通りです。

これだけ家計を減らしたのに、生活の満足度が下がりませんでした。
むしろ節約してみて浪費はストレス解消に繋がるわけではないと気づきました。
我が家ではこのように家計簿をつけて節約が達成できました。
ですが、中には家計簿をつけていても節約できないケースもあると思いますので、その対策を説明します。
家計簿をつけても節約が続けられない場合の6つのコツ

家計簿をつけていても節約ができないのはなぜでしょうか。
それは我慢する節約を続けてしまって、ストレスが溜まることが原因ではないでしょうか。
次の章で節約のストレス対策を説明します。
節約に目標を持つ
私が節約を続ける目的は、給与所得だけに依存しない経済的な自立です。
そのため私が持つ節約へのイメージは「節約=自由」です。
金銭的な自由とはどのようなことでしょうか?
一般的なイメージ ・節約=不自由 理由:自由とは好きにお金を使えることだから 私のイメージ ・節約=自由 理由:自由とは生活スタイルを選べる事だから
なぜこのようなギャップが産まれるのでしょうか?
理由は節約の仕方に違いがあるからです。
節約は固定費を削る。変動費を削らない
節約=不自由という節約方法は変動費を削る節約です。
変動費を節約する方法だと、自分が自由に使えるお金が減るので不自由を感じてしまいます。
それに対して節約=自由という節約方法では固定費を削ります。
固定費は一度削減できれば、翌月以降は何をしなくても効果が続くので、自由に使えるお金が増えるのです。
固定費:家賃、光熱費、通信費のように生活するうえで必要不可欠な出費 変動費:娯楽費、外食費のように毎月の出費が定まらないもの

例えば電気代のプランを月500円下げれば、40年で24万円にもなるよ。
最初の手続きも面倒じゃなくならない?
ゲーム感覚で節約を楽しむ
節約の効果が家計簿で目に見えるようになると、ゲームという感覚で支出が減ったり、資産が増えるのを楽しむことができます。
「今月分から格安SIMに切り替えたから、通信費が1万円下がってる」
「今月は○○から配当金が入ってる。また買い足そうかな~」
こんな変化が起きると、家計簿が育成ゲームのように経験値やレベルが上がっていく感覚になります。
100点を目指さない

固定費を削減するといっても、100点を目指すと苦しくなります。
テレビを見終わったらいちいちコンセントを抜いたり、スマホの高速通信分が使い終わって遅いネット回線でイライラします。
なのでストレスを溜めない節約では80点を目指せばいいと考えています。
80点は最初に少し手間をかけて、大きな節約効果があるものだけでも到達可能です。
そうすればストレスは最小限に抑えて、節約が苦になりません。
好きなことにはお金を使う
節約を続けるためには、好きなことまでお金を節約しないことが大事です。
もちろん適切な範囲でにはなりますが。
例えば旅行が生きがいで、仕事のストレスを旅行で発散していた人が、節約のために旅行をやめるのはお勧めしません。
返ってストレスが溜まって余計な買い物をしたり、衝動的な出費をしてしまうからです。

節約してても友達とランチに行ったり、家族旅行に出かけてもいいのね。
それならストレスなく続けられるわ。

娯楽や小遣いや外食費など、一見無駄だと思うけど、本当に好きなことは我慢すると逆効果だよ。
もちろん必要以上に使っている場合は適正に戻す必要があるけどね。
お金を使わないストレス解消方法を身につける
ストレスが溜まるとお金を使って解決したくなるので節約が続きません。
例えば節約疲れのときに買い物に行くと、つい余計なものを買ったりしませんか?
そのときはストレス解消しても、お金を使った罪悪感で余計にストレスになります。
ストレス解消にお勧めな方法は緑の中の散歩です。
散歩のストレス解消効果と、緑が与えるリフレッシュ効果はいずれも高いことが科学的に証明されています。
良くストレス解消で使われる言葉「飲む・食う・打つ」は、実はストレス解消効果が少ないことも分かっています。
散歩ならお金を一切使わなくてもできて、好きな場所で、隙間時間で簡単にできます。
最後に
今回の記事のまとめをします。
家計簿をつけるとなぜ節約できるか?3つの理由は以下の通りです。 ①不要な支出が見つかる ②使い過ぎの項目が分かる ③節約のモチベーションが保てる 節約を続けられる3つのコツ ①節約は自由への道 ②100点を目指さない ③好きなことにはお金を使う (補足)家計簿は簡単シンプルにして挫折させない
資産形成は一朝一夕に成し遂げられるものではないので、無理せず楽しく節約を続ける必要があります。
家計簿をつけて節約の効果が目に見えると、きっと自然と毎月成果を確認したくなりますよ。
そして何年もつけていると去年より成長した自分を確認できます。
是非豊かで自由な未来のために家計簿に取り組んでみませんか?
さらに詳しい家計簿に関する知見をこちらの記事でまとめています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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