「贅沢してないのに全然お金が貯まらない・・」
「将来が心配。貯蓄をするにはどうすればいいの?」
こんな疑問がある人に、年収500万円あってもなぜ貯蓄ができないのか、どうすればよいかを解説します。
私も数年前まで同じ状態でしたが、病気で働けなくなったことをきっかけに、危機に迫られて貯蓄を開始しました。
病気にはならなくても、これからは増税・社会保険増、インフレ、年金の減額など将来に危険が待ち構えています。
少しでも早く対策を始めることをおすすめします。
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- 年収500万円は普通の生活レベルでも厳しいのが現実です
- いま年収500万円で貯蓄できない人は将来危険です
- 貯蓄ができない理由を解説します
- 貯蓄を始めて豊かな生活を手に入れるステップを解説します
- お金を貯めたい人におすすめの無料サービスを紹介します
著者について
- 年収500万円の会社員で4人家族の世帯主です
- 家計簿で年間予算を立てて、毎年約200万円を計画的に貯蓄を継続しています。
- 節約・副業・投資で資産形成が趣味、40歳で4千万円を達成しました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
年収500万円で生活できない人の特徴は

年収500万円の割合
日本のサラリーマンの平均年収は約440万円です。
年収500万円は平均より50万円以上高く、割合としては3割程度です。
比較的高い年収の世帯に入りますが、豊かな暮らしと感じている人は多くありません。
その理由は高い生活費にあります。
年収500万円の生活費
年収500万円世帯の平均的な生活費とその内訳を紹介します。

総務省の家計調査によると、支出の合計は34万5千円です。
食費や住居費、水道・光熱費など生活に必要不可欠な費用ばかりで、決して贅沢や無駄使いをしていません。
一方で年収500万円の手取りは約380万円で、月額収入にすると約31万円です。
つまり支出が収入を上回っています。
年収500万円で生活できない人の特徴
とはいってもあくまで平均的な話なので、貯蓄できている人も大勢います。
生活ができない人は、できる人と比べて以下のような特徴があります。
- セール品を見ると買ってしまう
- レシートを見ない
- 時間にルーズ
- 人目が気にしやすい
- 家の中が散らかっている
多くの項目で当てはまるようなら注意が必要です。
年収500万円で生活できないとどうなる?
貯蓄にお金が回せないからといって、すぐには問題はないかもしれません。
電気が止まったりしなければ、危機感を感じられないかもしれません。
しかし長期的に見ると、今貯蓄にお金が回せない人は将来ピンチになります。
金融庁のシミュレーションを使うと、リアルな現実が分かります。
シミュレーション条件
- 30代男性会社員
- 退職金あり
- 配偶者あり(専業主婦)
- 子供2人
- 世帯年収500万円
- 1か月あたりの生活費35万円
- 貯蓄額0万円

子供が大きくなると養育費が増えて家計の赤字が拡大していきます。
退職金で借金の返済が終わっても、老後の収入減で借金家計が続きます。
年収500万円で生活できない理由とは

それではなぜ貯蓄ができないか、具体的な理由を解説していきます。
お金の管理をしていない
お金の管理をしている人と、していない人では貯金できるかどうかに差が出ます。
「消費生活に関するパネル調査」で「3年連続3万円以上」の貯金ができた人の割合を調査した結果は以下の通りです。

家計簿を定期的につけている人の方が、約1.5倍の割合で貯金ができています。
無駄な支出が多い
お金が貯まらない人は、無意識にお金を使っている可能性があります。
- コンビニでよく買い物する
- 自動販売機で飲み物を買う
- 使っていないサブスクがある
- 手数料を払ってお金をおろす
細かい出費でも、積もり積もれば大きな金額になります。
お金がかかる趣味がある
趣味は人生の満足度を高めるのに大切な要素ですが、お金のかかり過ぎは要注意です。
ギャンブルやたばこ、お酒、海外旅行など、お金のかかる趣味がある人はやはりお金が貯まりません。
特に要注意なのは時間もお金も取られて、中毒性がある趣味には気を付ける必要があります。
ストレスが高い
仕事のプレッシャーが大きい、人間関係に問題がある・・
日常的にストレスを抱えていると、お金を使って解決しようとする傾向があります。
旅行や外食で気分を変えようとしたり、買い物でストレス解消するなどです。
投資に失敗する
貯蓄はできていてもお金が貯まらない人の中には、投資で失敗してしまう場合があります。
特に短期的なトレードを繰り返している人は、失敗を繰り返す可能性が高いです。
大金を狙った仮想通貨やFX、レバレッジ投資などはほとんどが失敗します。
年収500万円で生活できない人はどうすればいい?

それではお金が貯まらない人はどうすれば良いのでしょうか?
具体的に取るべき行動4ステップを解説していきます。
STEP1.家計簿をつける
まずは現状を把握する必要があります。
家計簿をつけない状態は、山登りで地図もコンパスも持たずに歩いているのと同じです。
いつ山頂につくのか、そもそも山頂に近づいているのかも分かっていません。
家計簿のつけ方はマネーフォワードを使えば、毎月5分で完了できるので、面倒な人でも続けられるようになります。
STEP2.生活費を下げる
家計簿をつけたら次に、ストレスがかからない最低生活費を理解します。
それは下記のグラフで示すように、1ヵ月の支出の最低ラインにおおよそ一致します。
なぜならその月が、余計な出費が無かった月だからです。
まずは毎月の支出をこのラインにずっと合わせられるようにします。
それができたら今度は最低ラインを少しずつ下げていきます。
例えば、スマホを高額なキャリアから、格安SIMに変えるなどです。我が家の場合は色々な費用を見直して、最低生活費を32万円から27万円に引き下げることができました。
具体的にどのように生活費を下げたかはこちらで紹介しています。
https://wunagiblog.xyz/836/
STEP3.副業で収入を増やす
STEP2まで実施すれば毎月の収支が黒字になってきます。
そこからさらに貯蓄を増やしたい、自由に使えるお金を増やしたいのであれば副業をおすすめします。
給料はなかなか上がらず、税金や社会保険料が増える中で給与以外の収入減を確保することは大切です。
副業に関する詳しい記事はこちらでまとめています。
https://wunagiblog.xyz/sidebusiness/
STEP4.投資で収入を増やす
毎月貯蓄ができるようになったら、銀行預金に入れるより投資に回す方が高い利回りが期待できます。
つみたてNISAやiDeCoを開始すれば、非課税で運用ができます。
どちらも株式投資なので短期的には値下がりリスクはありますが、長期的には値上がりする可能性が高いです。
年収500万円で生活できない人におすすめの無料サービス

最後に、これから貯蓄を始めたい、将来豊かな暮らしを目指したい人におすすめのサービスを紹介します。
マネーフォワードME
マネーフォワードMEは無料で使える家計簿アプリです。
クレジットカードや銀行、証券会社とオンラインで連携して、自動で家計簿を作成してくれます。

一括比較サイト
一括比較サイトとは複数の保険や電力会社から、同時に見積もりをもらえるサイトです。
自分の希望条件を入力すれば、一番安い会社が分かるので手間がかからず節約が可能です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
クラウドワークス
クラウドワークスは会社員やフリーランスが、直接クライアントから業務委託されて報酬をもらえるサービスです。
WEBライターや動画編集、プログラム作成など自分の得意分野を活かしてお金を稼ぐことができます。
継続するとスキルが上がって、高い報酬の仕事もこなせるようになります。
楽天証券
投資を始めるためには、証券会社に口座を開設する必要があります。
楽天証券は業界最安値の手数料と、取扱商品の多さで多くのユーザーに選ばれています。
特に楽天グループのサービス利用者だと、楽天ポイントを貯めやすくなる特典があります。
最後に
年収500万円で生活できない人は、これから起きる税金・社会保険の増額やインフレで益々生活が苦しくなっていきます。
とはいっても家計簿や節約など、始めるにはハードルが高く感じられるかもしれません。
ですが放っておくとある日突然その必要に迫られる日が来てしまいます。
そうなる前に家計簿をつけて、生活費を下げることをおすすめします。
さらに詳しい家計簿に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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