「家計簿ってつけるの面倒くさい。つけなくても別にいいんじゃない。」
「お金の不安をなくすには家計簿をつけたほうがいいのかな。」
なんとなく付けたほうがいい気がしていても、家計簿はなかなか面倒でやりたくないですよね。
それは家計簿をつける目的がはっきりしていないからかもしれません。

家計簿ってそもそも何のために付けるのかな?
つけなくても節約すれば貯金は貯まるんじゃないの?

それは難しいと思うよ。
例えるなら地図を持たずにドライブするようなものだよ。

それはどういう意味?

具体例で説明するのが早そうだね。
この記事で分かることはこんなことです。
・ライフプランは家計簿をつけることから
・目的を持った家計簿で豊かになれる
・簡単に家計簿をつけるにはエクセルがおすすめ
著者について
- 40歳で専業主婦の妻と2人の子供を養いながら、資産4千万円達成
- エクセル家計簿で無理なく節約。1年間月27万円の生活費を継続中
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳で仕事のストレスからうつ病で休業
- 復帰後も会社に依存しない生き方に挑戦中
家計簿をつける目的とメリットとは。つけないデメリットとは

家計簿をつける2つの目的
家計簿をつけることには2つの大きな意味があります。
一般的な家計簿はこれから説明する一つ目の理由でつけられています。
私は二番目に上げる理由を重視します。
①自分の立ち位置を理解する
今の収入と生活費を知ることは、自分が経済的にどの立ち位置にいるか理解することです。
登山に例えれば分かりやすいです。
自分が登山しているか(黒字家計)、下山している(赤字家計)か分からずに進むのは怖くないですか?
ゆとりのある豊かな暮らしを手に入れたいのであれば、少しずつでも山の頂上目指して上っていく必要があります。
②人生設計を立てる
登山するときは事前に頂上にいつ着くか決めますよね?
登山に出掛けた友人から、「何も考えずにとりあえず登ったら、夜になってもたどり着かない。どうしよう?」何て電話が急に来たらびっくりしませんか?
人生は山登りと一緒で、所々に急な坂道があって計画を立てずに突き進むのは非常に危険です。
いつまでにいくら貯金しておけば、老後も安心して暮らせるか計画が必要ですよね。
そのスタートが家計簿です。
では次に家計簿をつけずに失敗した事例を紹介します。
家計簿をつけないでいた私の悲劇
計画なしに過ごしていた夫婦
子供ができる前は夫婦共働きだったので、お互いの給料や預金残高を知らずになんとなくで済ませていました。
自分の給与口座から生活費を引き落としていたから、妻の口座にはお金がたまっているはずと考えていました。
30歳で子供ができたときに社宅を出ることにしました。
そのときの引っ越しや出産でお金がかかり、妻の口座からもほとんど預金が無くなっていたのです。
もし家計簿で人生設計をしていれば、社宅を出るタイミングを遅らせていたでしょう。
家計が赤字だと気づいてなかった
次に私が結婚して子供が出来てからの話をします。
- 子どもたちが保育園に入り、保育料が増えた
- 社宅から賃貸に引っ越しして家賃が増えた
- 広い家に移って光熱費が増えた
そんな変化が起きていたのに、家計簿をつけていなかった私は家計が赤字になっていることに気づいていませんでした。
そんなある日、クレジットカードの督促状が届いて驚愕しました。
いつの間にか貯金がすべて無くなっていたのでした。
「えっ、来月からの家賃どうする?保育園の引き落としに給料が間に合わないんだけど・・」
そのとき私は何とか対処するために、独身時代に買ったスポーツカーをなくなく手放しました。
その悲劇から一転、家計簿をつけ始めました。
目的を持った家計簿をつけると豊かになれる

家計簿が続かない理由は
私の経験から家計簿で家計の現状を把握することと、計画的にお金をつかうことの大切さが伝わったでしょうか?
多くの家計簿は収入や支出を記録して、現状把握するものだと教えています。
そのため多くの人は、ひたすら記入し続ける家計簿が面倒で続けられないのでしょう。
ですが家計簿に将来設計という目的があれば、続けられるようになると思います。
そして家計簿をつければ5年後、10年後は今よりもっと豊かに暮らせるようになれると考えています。
だから家計簿が人生の「安心」や「豊かさ」のスタートなのです。
できるだけ手間のかからない家計簿がよい
とは言え、家計簿をつける時間が無い、面倒くさいというのも当然です。
私も残業や休日出勤、育児、家事で毎日くたくたになります。
家計簿が面倒でつけなくなって1年以上つけない時期がありました。
しかし、そんな私がマネーフォワードに出会って変わりました。
再び家計簿をつけるようになってからは、4年以上欠かさず付けられるようになりました。
その秘訣を次から説明をします。
エクセルを使って毎月5分で簡単に家計簿つける

家計簿をあきらめていた私が出会ったのがマネーフォワードです。
簡単にまとめると下記のようなサービスです。
- 2,000を超える金融サービスと提携している家計簿アプリ
- 銀行口座、クレジットカード、証券会社などを一括で管理ができる
- 使ったお金の項目(食費・光熱費など)を自動で振り分け
- 無料版の機能でも家計簿の作成が便利になる
マネーフォワードのデータを専用のエクセルにコピー&ペーストすれば家計簿は完成です。
私や専用エクセルを使っている友人は毎月5分かかりません。
その方法については二つの記事にまとめてあります。
こちらの記事に書かれていることを簡単にまとめるとこんなことです。
上の記事の内容)
- マネーフォワードでアカウントを作成
- マネーフォワードに銀行などを登録して、残高の情報を更新する
- マネーフォワードのデータを専用エクセルにコピーで1か月の家計簿が完成
下の記事の内容
- 去年の1年の家計から、今年の予算を立てる
- 季節ごとの調整をする
- 毎月の家計簿をつけると自動で年間収支表が作成される
- 年間修正表でリアルタイムにお金の使い過ぎが分かる
専用エクセルは難しい関数は使っていませんので、記事を読めば自作も可能です。
最後に
ある記事によると日本の家庭で家計簿をつけているのは3割ほどだそうです。
この数字を聞いて、あまりの低さに驚きました。
お金に関する不安をほとんどの人が持っているのに、そのために具体的にどう対策をすればよいのか知らない人が多いのではないでしょうか。
家計簿のつけかたなんて学校でやらないですからね。
是非この記事やブログをきっかけにして、お金に不安のない豊かな暮らしを手に入れていただければと思います。
さらに詳しい家計簿に関する知見をこちらの記事でまとめています。
この記事を通じて家計簿の大切さに気付いてくれる人が一人でもいればと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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