「4人家族で食費に10万円って使いすぎなの?」
「食料品が値上げして家計が苦しい。なんとかしたい!」
食費は生活費の中でも大きな割合を占めているので、お金に不安がある人は関心があると思います。
ざっくりいうと4人家族の平均的な食費は約8万円なので、10万円以上かけている人は使いすぎかもしれません。
ですが贅沢をしている感覚はないのが実際のところではないでしょうか?
なぜ無意識に使い過ぎてしまうのか、どうすれば無理せず食費を下げられるのか詳しく解説していきます。
プロローグ

駅前に新しい焼き肉屋がオープンするんだって。
ボーナス出たし、土曜日に行ってみない?

焼肉かー・・
家族で行くと1万じゃすまないんだよねー。

たまにはいいじゃない。
美味しいお肉食べると、働く気が沸くじゃない。

でも旅行行ったばっかりだからな・・
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- 4人家族の食費は平均8万円なので、10万円以上の家庭は要注意です
- 無意識に習慣化している原因を見つけましょう
- 贅沢や無駄遣いを見直せば、平均までは無理なく下がります
- さらに食費6万円を目指す方法も紹介します
著者について
- 食費は4人家族で毎月約6万円です(無理な節約は一切しません)
- 節約が趣味で、4人家族で生活費は月27万円に到達しました
- 節約・副業・投資を駆使して30代で資産4000万円に到達しました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
4人家族で食費10万円は高い。食費が高くなる原因は?

「贅沢してないのに食費が高い」という人は、こんな習慣はないでしょうか?
平均的な家計費と比べると、客観的な判断ができます。
原因①外食が多い
4人家族の平均的な外食費は約1万4千円です。
1回あたりの外食費が4~5千円とすると、月に3回が平均的な外食の頻度になります。
これより多いという家は外食を使いすぎといえます。
たまには外食に行きたい気持ちは分かりますが、自炊に比べるとこれだけ割高です。
自炊と外食の1食当たりの食費比較
- 自炊:約900円(8万円÷30日÷3回)
- 外食:約4000円
月に食費が8万円の家だと、1日当たりの食費は約2700円です。
1日3食で考えると、1回あたりの食費は900円です。
外食は4倍以上の費用がかかるので、利用し過ぎは要注意です。
原因②ちょっとした贅沢が頻繁にある
「いつも発泡酒だけど、今日はビールにしよう」
「今日は疲れたからお刺身で済ませよう」
ちょっとした贅沢のつもりが、いつの間にか習慣化してしまうことは良くあります。
「ビールが美味しくて発泡酒に戻れない」なんてこともあり得ます。
不味いものを我慢して続ける必要はありませんが、あれもこれも高いものに手を出すと食費がかさむ一方です。
原因③コンビニで買い物する
コンビニが便利だからつい利用してしまうという人は要注意です。
スーパーやドラッグストアより高価ですし、つい余計なものまで買ってしまいます。
ちりも積もればで、気づくと1か月で何千円も使っていたりします。
原因④会社のランチに外食する
会社に食堂が無いと、近くのお店でランチを済ませる人が多いと思います。
ちなみに会社員の平均的なランチ代は575円です。
この値段で食べられるお店は中々無いので、もっと高いお店を利用している人も多いと思います。
100円や200円の違いでも、平日毎日通うと1か月で数千円の違いになります。
週に1回はお弁当にするなど、少し工夫すると抑えることができます。
原因⑤お菓子をたくさん買う
スーパーで買い物をした時に、いつもお菓子がかごに入っているなんてことはありませんか?
せっかく特売品を狙って買い物に来たのに、お菓子を買うと努力が無駄になってしまいます。
そしてポテトチップスやチョコレートなど、お菓子は中毒性があります。
肉や野菜と違って、食べると余計に欲しくなるので注意が必要です。
4人家族の平均的な食費は8万円。10万円からどう下げる?

食費が10万円かかっている家が、8万円を達成できれば1年で24万円効果があります。
無駄遣いや贅沢を見直すだけで、無理なく到達できるレベルです。
ステップ①食費を管理する
まずは食費にどれだけ使っているか把握する必要があります。
目標とする8万円までどれだけ節約すればいいか分からないからです。
細かく食材事に把握する必要はありません。
我が家では外食と食料品の2項目でしか分けていません。
自分では仕分けせずにマネーフォワードにお任せです。
ステップ②どうやって節約するか決める
食費8万円にするために、いくら節約が必要か分かったら、何を削るかを決めていきます。
まずは外食が平均を超えていれば、回数や1回あたりに使うお金を減らします。
あとはクーポンやキャンペーンを使うのも有効です。
食料品が高ければお菓子や嗜好品を見直します。
例えば我が家では以前は専門店でコーヒー豆を買っていましたが、子供の養育費を考えてスーパーで購入するようになりました。
ステップ③1週間ごとに予算を分けて買い物をする
例えば1か月の食料品を6万円と決めたらなら、1週間で1万5千円以内で買い物するようにします。
そうすると自然と1か月の食料品は6万円で収まります。
これなら月初に使い過ぎて月末に買い物できないということも起きません。
ステップ④贅沢は余った予算を使う
とはいえたまには贅沢したいこともあると思います。
贅沢する時は余った食費を使うようにします。
例えば食費が7万円で抑えられたら、余った1万円で美味しいものを食べるようにします。
こうすることで食費を抑えるストレスが軽減されます。
4人家族の食費6万円を目指すならどうしたらいい?

最後に、さらに食費を抑えるためのテクニックを紹介します。
我が家では4人家族の食費を毎月6万円に抑えていて、実際に活用している方法です。
- 菓子類と飲料(ジュース)とお酒はお小遣いで
- 調味料や油脂類はウェル活で買う
- 穀類はふるさと納税を使う
- 肉類、調理食品、パンは賞味期限切れを狙う
- 外食はクーポン、優待券、キャンペーンを利用する
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
最後に
今回食費の節約方法を10万円から6万円まで節約する方法を紹介してきました。
食費は家計費の中で大きな割合なので注目されやすい項目です。
ですが本来は食費より他の固定費を先に節約したほうが簡単で効果的です。
その理由は1回手続きをするだけで、その後ずっと効果が続くからです。
例えば電力会社を切り替えと、毎月の電気代がずっと安くなるという方法です。
もし興味があれば、こちらの記事で紹介しています。
さらに詳しい節約に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事の参考文献・関連サイト
- e-Stat「家計調査」
- PRESIDENT ONLINE「「贅沢してない」食費バカ高世帯の常套句」
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