マイケル・ジャクソンが急死したときに彼の資産がどれくらいだったと思いますか?
実は7億ドル近い負債をかかえていました。
どれだけ稼いでも、使い方を間違えると決して幸せな人生を送れなくなってしまいます。
プロローグ
ユウタが寝室に置いてあった携帯電話を探しに行ったところ、妻のアヤカが鏡の前で衣装合わせをしていた。

どうしたの?なんか凄くなやんでいるけど

知り合いの送別会に着る服を迷ってしまって。
そこまで仲のいい人達じゃないし、適当に選んでもいいけど、同じ服だと気づかれるのも嫌だから。
なんか行くのが憂鬱になってきちゃった・・

そうなんだ。
同じ服でもいいじゃない。
周りの人は覚えていないと思うよ。
それにお金かかるし、行きたくないなら行かなきゃいいのに。

そういう分けにはいかないよ。
みんなが出席だから。
服だって誰が覚えているか分からないわよ。
このやり取りをみてどのように感じますか?
それぞれの言い分に理解できるませんか。
本当のところはどっちが正しいのでしょうか?
正解はその人の価値観によるでした。
はっきりしない回答ですいません・・
これからこの記事を通して説明をしていきます。
この記事で分かることはこんなことです。
・お金の使い方とは?幸せな人の価値観を知ろう
・お金の失敗は脳のホルモンが原因だった
・幸せなお金の使い方は物より経験
著者について
- 40歳で専業主婦の妻と2人の子供を養いながら、資産4千万円達成
- ストレスのない節約方法で1年間月27万円の生活費を継続中
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋。
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万。
- 35歳で仕事のストレスからうつ病で休業
- 復帰後も会社に依存しない生き方に挑戦中
エルピオ都市ガス!でんきとセットで基本料金が最大3ヶ月間無料
幸せな人の上手なお金の使い方とは?自分の価値観を知ろう

お金と幸福度の関係
複数の研究が年収の高い人が必ずしも幸福度が高くないと発表しています。
こちらが世界の各地域ごとに調査した年収と幸福度のグラフです。

このグラフを見ると、どの地域でも一定の年収を超えると、幸福度がピークアウトしています。
あなたの周りにも収入は高いけど幸福に見えない人や、収入は低いのに満足度の高い生活を送っている人はいませんか?
その違いは一体何でしょうか?
お金は使う人の価値観が重要
それは価値の高いお金の使い方がキーではないでしょうか。
価値観を満たしている人はストレスが低く、幸福度が高くなるからです。
例えばドラマでこんな設定をみたことはありませんか?
・貧しいけど兄弟が沢山いて、喧嘩ばかり。でもそばにいつも親兄弟がいる
・欲しいものは何でも買ってもらえて、豪華な夕飯だけどいつも一人で食べている
こんな両極端な設定では前者の方が幸せな家庭に見えませんか?
子供は贅沢な物より、家族の触れ合いが必要だからです。
確かに貧しいより、お金があった方が良い生活環境や安心感があります。
しかしお金の使い方を誤ると、幸福度には繋がりません。
では次から私の体験談でお金の使い方を説明していきます。
お金の使い方で失敗した私の経験談
貧乏学生から就職で金銭感覚が麻痺
学生時代の私
- 小遣いはバイトの給与月7万円くらい
- 実家くらしだが飲み会や衣料費などでいつも貧乏
- もっとお金があればと我慢する日々を送った
就職後の私
- 残業と休日出勤で毎月の給与が30万円以上
- 仕事のストレスを買い物や飲み会、旅行で晴らすように
- 金銭感覚が麻痺して欲しいと思うと歯止めが利かなくなった
- 30万円あっても月末には貯金が無くなっていた
- 学生時代より幸せだったかというと、そうでは無かった
貯金なしの私はある日、彼女から結婚の話題で驚愕しました。
なんと挙式費用には300万円以上必要だと言うのです。
後先考えずに散財をしてきた私は急に不安になりました。
家に帰るとあるのは空っぽの通帳と使わない贅沢品。
それらを見た私は深いため息をついたのでした。
・ストレスを「浪費」で解消してしまった
・「浪費」の満足感はすぐに冷めて、強い満足感を求めるようになる
⇒ドーパミンと呼ばれる快楽物質が原因。麻薬やジャンクフードと一緒。
結婚のために苦しい節約をする

私は彼女との結婚のために1年で300万円貯める決心しました。
- 飲み会、旅行はキャンセル、休日も引きこもり
- 不要となった数々の購入品を売り払った
- 学生時代よりお金を使わず、会社と家を往復するだけの生活
- 貯金は増えたが、ストレスが常に高い
そんな生活で節約疲れをしていたある日のこと。
友人から飲みに誘われ「今日ぐらいいいか」と高い焼肉屋で奮発。
翌朝、レシートを見て大後悔・・
そんな失敗を繰り返して、その度に自己嫌悪に陥いりました。
節約を失敗した原因 無理な節約で外出や人と接することを避けていた ⇒セロトニン(※1)やオキシトシン(※2)の減少が原因
※1 セロトニン:自然や太陽に接する、運動で分泌される幸せホルモン
※2 オキシトシン:人や動物と触れ合うと分泌される幸せホルモン
幸せなお金の使い方を学んだ体験談
節約はストレスを溜めない
私は節約について学び、ストレスを溜めない節約を試しました。
- 好きなことにはお金を使い、それ以外は節約
- ドライブと旅行が趣味なので日帰りドライブに出かけた
- 行先はお金のかからない公園や海や山
すると飲み会、買い物は控えても、ストレスを感じませんでした。
その結果、節約の反動でお金を使うことは無くなりました。
何とか1年で300万円の貯金をすることができました。
節約ができた理由 ドライブや旅行で彼女と公園・海・山に出かけた ⇒セロトニン、オキシトシンが増えてストレスが減少した
自分の価値観を大切にお金を使う

私たちは結婚式は最初に見積もりをした立派な式場はキャンセルしました。
理由は節約するためではありません。
本当に披露宴が必要か二人で考え直したからでした。
私と彼女は友人の披露宴に一緒に出席したときに、感謝を伝えるのに豪華な式は必要ないと思ったからです。
見栄や世間体に気を取られることをやめました。
お互いが本当に望む結婚式を選ぶことにしました。
- 付き合いで上司や先輩を呼ぶのを辞めた
- 本当に呼びたい友人だけパーティーに無料で招待した
- 結婚式は両親だけを呼んで、海外で行った
- お互いに大好きな海の見える教会で式と写真撮影
- 写真撮影の後は着替えてビーチで遊んでバーベキュー
どこまでも美しい海と空、家族の笑顔と祝福。
いつまでも幸せな気分に浸りました。
そして帰国後に居酒屋を貸し切ってのパーティを行いました。
友人一人ひとりと酒を交わして、肩ひじ張らないパーティーでした。
友人達だけでなく、私たちも大いに酔っぱらい羽目を外しまくりました。
友人たちに感謝をつたえたかったのでお祝儀はもらいませんでした。
きっと友人たちはパーティーを喜んでくれたと思っています。
・本当に望むことにお金を使った
⇒かけがえの無い思い出が作れた
・友人達が幸せを感じてもらえることにお金を使った
⇒今でも友人との関係が人生の宝になっている
最後に
お金の使い方についてまとめていきます。
こんなことを意識してお金の使い方を見直してはいかがでしょうか?
- 自分の価値観を満たすことにお金を使う
- ストレスで浪費をすると、更なる浪費が必要になる
- 無理な節約はリバウンドする
- ストレスの無い節約はセロトニンとオキシトシンが鍵
- 見栄や世間体でなく、自分と周りの人が喜ぶことにお金を使う
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