「お金はやりくりできているから、家計簿はつけなくていいや」
「本当は家計簿つけないけどお金持ちになりたい」
家計簿をつけていない人にも色々な不安や希望があると思います。
ですが家計簿をつける人、つけない人では明らかにお金の貯まり方が違います。
家計簿をつけている家庭の方が1.5倍も貯金ができることが分かっています。
この記事ではズボラで面倒くさがりの人でも、簡単で続けられる家計簿を紹介します。
プロローグ

もう家計簿つけるのやめようかな。
面倒になってきちゃった。

でも家計簿つけないと、将来が不安じゃない?
子供の養育費も貯めないとだし・・

家計簿つけても貯金が増えるか分からないよ?
普段から無駄遣いしなければいいんじゃないかな?

それって今と変わらないけど・・
貯金あったっけ?
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- 2人に1人の割合で家計簿をつけないか、やめてしまいました
- 家計簿をつけない理由は面倒だからがほとんどでした
- 続かない家計簿の特徴は「やりすぎ」「効果なし」「時間がとられる」です
- 続けられる家計簿は「目的がある」「お金が貯まる」「手間がかからない」
著者について
- エクセルテンプレートの家計簿「毎月5分家計簿」を3年以上続けています
- 節約が趣味で、4人家族で生活費は月27万円に到達しました
- 節約・副業・投資を駆使して30代で資産4000万円に到達しました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
家計簿つけない人がお金を貯める方法は?家計管理のコツ4選
家計簿はすべての家庭で、つけないといけないわけではありません。
ですがつけない人・つける人ではお金の貯まり方が大きく違います。
家計簿をつけない人の割合は
家計簿をつける人、つけない人の割合は以下の通りです

定期的につけているという人は4人に1人で、今はつけていないという人が大半を占めていることが分かります。
ですが見方を変えると、5人に4人が家計簿をつけたことがあり、そのうちの半数が途中で断念しています。
多くの人が家計簿の重要性に気付いていても、あきらめているのではないでしょうか?
家計簿をつけない理由
それではなぜ家計簿をつけなくなってしまったのでしょうか?
家計簿アプリマネーフォワードの調査でアンケートした結果がこちらです。
家計簿をつけない・やめた理由
- 記入に時間がかかって面倒になる
- レシート保存を忘れてしまう
- 1円でも合わないとストレスが溜まる
- 銀行やクレジットカード決済の記録が大変
(参考:マネーフォワード)
手間がかかって面倒になってしまうという理由がほとんどでした。
家計簿をつけると誰でもこんな経験ありますよね?
家計簿をつけない人はお金持ちになれない
家計簿はつけなければすぐにお金に困るかというと、そうではありません。
そのため面倒に感じるとやめてしまう人が多と思います。
ですが家計簿をつける人の方が、明らかにお金が貯まる結果が出ています。
「消費生活に関するパネル調査」で「3年連続3万円以上」の貯金ができた人の割合を調べた結果を紹介します。

この結果によると家計簿を定期的につけている人の方が、1.5倍の割合で貯金ができています。
家計簿を続けられるコツは楽しむこと
なぜ家計簿をつけるとお金が貯まるのでしょうか?
実際に家計簿をつけて節約に成功した人の意見を紹介します。
家計簿をつけて節約できた理由
- ゲームをクリアする感覚で節約できる
- 計画や目標を立てて達成するのが楽しい
- 浮いたお金を好きなことに使う
(参考:マネーフォワード)
私も2018年から家計簿をつけ始め、以下のように大きく生活費を下げることに成功しました。

家計簿をつける前も浪費しているつもりはありませんでしたが、こんなにも節約できるのだと驚きました。
ちょっとした工夫で家計簿は楽しく続けられます。
こんな家計簿はつけない方がいい

家計簿が続かない大きな原因は、家計簿の付け方に問題があるからです。
ここでは続かない家計簿の特徴を紹介します。
例①家計簿をつけて満足している
見た目が美しく、細かく項目分けして完璧な家計簿はつけているだけで満足してしまいます。
ですが家計簿はつけることが目的ではありません。
あくまでお金が貯まることが目的です。
家計簿をつけても効果が出ないと続けるのが面倒なります。
例②ひたすら節約しようと家計管理する
家計簿をつけてありがちな失敗が、1円でも家計費を下げようと無理することです。
- コンビニには絶対行かない
- 携帯電話は使わない
- 外食にはいかない
- 旅費や娯楽費はとにかく削る
こんな節約を続けようとすると、むしろお金に対するストレスが溜まってしまいます。
例③つけるのに何時間もかかる
私たちは1か月に何十回と出費をしています。
それをすべて自分で記入するのは手間のかかることです。
手書きノート、エクセル入力、レシートを読み込むアプリ手段は違っても続けるのは忍耐が必要です。
毎日にコツコツやろうと決めても、次第にレシートが貯まるようなり続けられなくなります。
例④ただの記録帳になっている
最近では便利なアプリやサービスが出てきています。
クレジットカード決済や銀行取引から、自動で家計簿を作ってくれます。
手間がかからなくて便利な一方で、つけっぱなしになりがちです。
目的が無ければただのデータの羅列になってしまいます。
続けられる家計簿とは?家計管理のコツ
最後に無理なく続けられて、効果が出る方法を紹介します。
STEP1:家計簿をつける目的を決める
家計簿はつけることが目的ではなくて、具体的な目標が必要です。
目標に近づいていくことで続けられるモチベーションに繋がります。
家計簿をつける目的の例
- 毎年○○万円貯めれるようにする
- 家計を見える化したい
- 子供の養育費200万円貯金を作る
- 趣味に使えるお金を増やしたい
ちなみに私が最初に建てた目標は「1年に50万円貯める」でしたが、特に根拠があったわけではありません。
まったく貯金できてなかったので、とりあえず決めた目標でした。
まずはそういった目標でも問題ありません。
STEP2:お金が貯まる家計簿をつける
目標を決めたら次は「お金が貯まる家計簿をつける」ことです。
お金が貯まる家計簿とはずばり「予算機能がある家計簿」です。
会社の経営も収益目標を立てて、その中で給料や光熱費、広告費など立てています。
家計管理もそれと同じことが必要です。
ただし滅茶苦茶な予算を立てても意味がありません。
例えば去年の家計費より、今年は10万円安くするなど計画的な予算が大切です。
STEP3:とにかく手間をかけない
家計簿は集計された数値がどうなっているかが重要であって、プロセスがどうであるかは意味がありません。
最近では便利なサービスがあるので、ITの恩恵をぜひ活用してください。
一番のお勧めはマネーフォワードMEです。
金融機関との連携数が一番多く、無料でも十分に必要な情報が得られるからです。
あとはエクセルテンプレートに、マネーフォワードMEのデータを貼り付けるだけで家計簿が完成します。
STEP4:節約を楽しむ
最後に大切なことは節約を楽しむことです。
予算が余ったら好きなことに使うようにすると、モチベーションに繋がります。
例えば1年に50万円貯めると決めて、実際に70万円貯められたら20万円は自由に使います。
こうすると「次はどこを節約しようかな」と節約思考が生まれ、どんどん生活費が下がっていきます。
最後に
将来のお金に不安がある人は、家計簿を始めて貯金生活に変えることをおすすめします。
マネーフォワードを使ったことが無い人は、とにかくその便利さに気付くと思います。
銀行取引もクレジットカード決済、スマホ決済も勝手に記録されていきます。
そのうえ買い物した場所ごとに自動で「食費」「光熱費」「通信費」のように振り分けされます。
是非一度お試しください。
さらに詳しい家計簿に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事の参考文献・関連サイト
- マネーフォワード「家計簿に関する意識調査 」
- 消費生活に関するパネル調査
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