楽天モバイルが7月から料金プランを改定して、従来の通信量1GB以下プランは0円廃止になります。
改定後の新プランによると、0円から一気に1,078円に値上がりするのでユーザーはショックが大きいでしょう。
解約者が続出すると話題になり、povoなど他社がこぞってPRをしています。
ですが冷静に考えて依然として他社よりコストは低いので、解約はよく考えたほうがいいです。
プロローグ

楽天モバイルが値上げするんだって。
0円だから使ってたのに、もういいかなー

たしかにショックだよね。
でも値上げしても十分安いと思うよ。

そうなの?
あんまり良く見てなかったけど・・

コスパ重視派なら一番おすすめだよ。
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- 楽天モバイルの新旧プランの違いは1GBまでの通信料金です
- 値上がりしても他社に比べて依然格安です
- 乗り換えると発生するデメリットを解説しました
- 楽天モバイルとリンクスメイトのデュアルSIMがおすすめです
- 乗り換えたほうがいい場合についても参考に紹介します
著者について
- 楽天モバイルを’20/8から継続利用中
- 楽天モバイルとIIJmioのデュアルSIMで利用、毎月の通信費は1000円以下
- 節約・副業・投資ブログで会社員におすすめの資産形成方法を解説
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
楽天モバイルの解約やめたほうがいい。0円廃止でもおすすめの理由4選
楽天モバイルの新料金プランについて詳しく解説します。
楽天モバイルで解約者が続出
楽天モバイルが実質的な値上げを発表して、解約者の続出が話題になっています。
実際に影響があるのは一部のユーザーのみなので、まずは自分が該当するのか確認してみましょう。
楽天モバイルの0円廃止後プラン
改定前後で料金の違いは、データ使用料1GBまでの料金だけです。

それ以外にも細かい改定はありますが、いずれも改良点ばかりです。
- かけ放題が10分から15分に延長
- 楽天SPUポイントが追加
- 楽天サービスが割引価格で利用できる
そのため楽天モバイルを解約を考える必要があるのは、データ通信量1GBまでのユーザーです。
プラン変更でデメリットがある人
楽天モバイルの0円廃止でデメリットがあるのは、データ通信量1GBまでのユーザーです。
例えば楽天モバイルを2台目で使っていた人、デュアルSIMで使っていた人達です。
実際私もデュアルSIMで利用していました。
他社のデータSIMと楽天モバイルを組み合わせて、データSIM料金だけで通話し放題だったので大きなダメージです。
楽天モバイルを解約しない方がいい人
今回の改定でダメージを受ける人でも、このような人は解約しない方がいいです。
- 電話を良く使う人
- 楽天モバイルを主回線で使っている人
- とにかく携帯代を安くしたい人
解約してしまってから実は失敗だったと気づく可能性があります。
次の章で詳しく解説します。
楽天モバイルを乗り換えしない方がいい理由
携帯代が上がる
楽天モバイルの新料金プランと他社料金と比べてみました。

通信量が3GB、20GBの場合はIIJmioが最安値ですが、楽天モバイルとの差額はわずかです。
そして通話かけ放題をつける場合で比較すると以下の通りです。

どの通信量でも楽天モバイルが最安値になります。
通話時間制限も楽天モバイルが最も長いので、余裕をもって話したい人にはおすすめです。
値上げしたからといっても、楽天モバイルはコスパの高いプランなのです。
楽天ポイントが貯まらなくなる
楽天経済圏を利用している人は、楽天モバイルをやめるとSPUポイントが下がってしまいます。

私はヘビーユーザーではありませんが、ふるさと納税やで毎年楽天市場を利用しています。
楽天SPUポイントが1倍下がると、年間で数千円の違いが発生してしまいます。
解約料がかかる
楽天モバイルは最低利用期間内(12か月)に契約解除すると9800円の違約金がかかります。
もし今の使用状況に不満があっても、すぐに解約まですると大きな費用が掛かります。
100円や200円安い他社に乗り換えるために、1万円近い違約金を払ったらいつまでも回収できません。
他社乗り換えで初期費用がかかる
他社に乗り換えるときには初期費用が掛かります。
他社乗り換えに必要な費用
- 初期手続き:約3000円
- SIMカード発行料:約500円
費用の他にはもちろん面倒な手続きや、通信設定も必要です。
焦って別の通信会社に変えたら楽天モバイルより使いにくいケースも考えられます。
楽天モバイルを使ったおすすめの通信費節約方法
楽天モバイルが0円で使えなくなっても、デュアルSIM方式で携帯代を節約する方法を紹介します。
通信量が3GBを超えると、楽天モバイルは料金が一気に上がるので、そのデメリットを補う使い方です。
- SIM1:楽天モバイル(音声SIM)⇒通話と3GBまでの通信に使用
- SIM2:リンクスメイト(データSIM) ⇒3GBを超える通信に使用
リンクスメイトはデータSIMでは業界最安で、使用料を100MBから細かく選ぶことができます。
デュアルSIMを利用した時の通信料ごとの携帯料金は以下の通りです。

表の太い赤枠内を見てもらうと楽天モバイルだけと、デュアルSIMの通信費の違いが分かります。
通信料が9GBまでなら、デュアルSIMを利用したほうが携帯代は安くなります。
楽天モバイルを乗り換えした方がいいパターン

楽天モバイルを解約しない方がいい理由を解説しました。
とはいえ楽天モバイルはデメリットもあり、こんな場合は解約したほうがいいかもしれません。
通信速度に不満がある
楽天モバイルの回線速度は、ドコモなど3台キャリヤより遅いと言われています。
地域にもよりますが、もし不満があってストレスを感じるなら乗り換えたほうが良いです。
いくら安くてもストレスの原因になったり、時間の無駄が多いなら解約したほうがいいかもしれません。
スマホ乗り換えで携帯端末を安く手に入れたい
使っているスマホが壊れかけているなどで買い替えたい人は、他社に乗り換えると格安で端末を手に入れられます。
IIJmioなら110円から端末を購入できるキャンペーンを実施中です。
数万円する端末が110円から手に入るので、節約効果は抜群です。
今後の改悪が不安
楽天モバイルの運営企業である楽天は赤字が続いていて、楽天ポイントの改悪が続いています。
今回の料金改定の背景にもなっています。
そのため今後も楽天のサービスは改定が起きる可能性があります。
早めに別の携帯会社に変えるのも一つの手といえます。
最後に
楽天モバイルがおすすめのケース、やめたほうがいいケースを紹介してきました。
通信速度が確保できて、コスト重視の人は引き続き楽天モバイルはお勧めだと思います。
楽天モバイルを乗り換えようと考えているなら、一度慎重に考えてみてはいかがですか?
通信費は家計の中で固定費にあたるので、一度高くなってしまうと継続して家計を圧迫するからです。
このブログでは通信費以外にも家計の節約情報を紹介しています。
さらに詳しい節約に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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