新聞離れが進んではいても、やはり新聞が必要と考える人もまだまだ多いと思います。
ですが年間4,5万円のコストに見合う情報を得ているでしょうか?
アメリカではネットニュースが当たり前で、必要な情報にだけお金を払うシステムが普及しているそうです。
日本でも今後は、必要な情報を安く手に入れる時代が来るのではないでしょうか。
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- 新聞発行部数は2010年から1000万部減少しています
- 新聞は時間とコストに見合う情報が得られません
- 新聞で扱う情報は、その場限り知識が多く本の方が将来まで役に立ちます
- 新聞をやめても、無料で情報を入手する方法を4つ紹介します
著者について
- 新聞は就職してから15年以上お金を払って読んでいません
- 情報は無料アプリ、無料会員購読、図書館を利用しています
- 節約・副業・投資を続けて30代で資産4,000万円をオーバーしました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
新聞はいる?無駄だからいらない?無料アプリで十分な理由とは
新聞紙はオワコンか?購読者数は減る一方
周囲の知り合いで新聞をやめた人はいないでしょうか?
新聞の発行部数は2010年から3分の2まで減少しています。
実に3人に1人がやめているという状況です。

その背景には新聞の主な購読者であるサラリーマンの年収低下や、ネット経由で情報を入手する人が増えていることがあると思います。
新聞がいる。必要だという意見とは?
このように新聞離れが進んでいる中でも、新聞が必要だという意見は根強くあります。
- ネットニュースより正確な情報
- 幅広い情報で視野が広がる
- ビジネスに有益な情報が多い
こういったイメージを新聞に持っている人は多いと思います。
新聞が無駄、いらない理由とは
一方で新聞がいらない、無駄だという人も多数います。
年間購読費用がもったいない、読む時間がないという人は多いと思います。
実際に私は就職してから1度も新聞を購入したことはありません。
必要な時に必要な情報を手に入れるのは、ネットが圧倒的に早く便利だからです。
新聞紙が不要だという5つのデメリット
毎月の出費が無駄
大手の新聞代金は朝刊、朝夕刊セットの価格はそれぞれ以下の通りです。
- 朝日新聞:朝刊160円(朝夕刊セット4,400円)
- 読売新聞:朝刊150円(朝夕刊セット4,400円)
- 毎日新聞:朝刊150円(朝夕刊セット4,300円)
どの新聞社でも、朝夕刊セットの年間購読にかかる費用は約53,000円になります。
改めて考えたとき、年間の出費に対して十分な対価が得られていますか?
どれだけの記事が記憶に残っているでしょうか?
新聞をやめて、自己投資に使う方が収入UPに繋がるかもしれません。
時間あたりの得られる情報が少ない
新聞をすべて読もうとすると1時間以上はかかります。
その中には自分に必要のない情報も多く含まれています。
その点ネット検索やニュースアプリであれば、調べたい情報や関心のあるテーマから選んで読むことができます。
さらにネット記事は簡潔に回答が分かる書かれ方が多いですが、新聞は全文読まないと意味が通じない構成が多い特徴があります。
新聞の情報が正しいとは限らない
ネット記事に比べて新聞の情報の方が信頼できるという意見があります。
確かに新聞社がある程度責任を持って発行しているため、間違った情報を意図的に掲載することはないでしょう。
ですが新聞社ごとにスポンサーへの配慮、独自の主義思想、業務都合などで偏った記事が少なくありません。
新聞社ごとの憲法改正の取り扱い方の違い
- 朝日・東京新聞:賛成コメントが少なく、反対集会や反対意見が多い
- 読売・産経新聞:賛成コメントが多い
読み手のリテラシーが無いと、せっかく得た情報がかえって間違った解釈に繋がります。
役に立つ情報が少ない
同じ紙媒体であっても新聞と本なら、私は本を読むほうが将来的に役に立つのでおすすめです。
新聞に載っている情報の多くは、しばらくすると価値のない情報です。
どこかの国で起きた事件、どこかの町で行われたイベント、昨日のスポーツの結果・・
それよりも例えば自分がIT系のエンジニアで有れば、プログラミングの専門書を読んだ方が収入に直結しますよね。
夕刊の情報はネットで手に入る
朝刊と夕刊セットだと安くなるから、夕刊を頼んでいる人もいると思います。
ですが夕刊の内容って、朝刊に間に合わなかった海外ニュース、大リーグ結果などです。
それらの情報はすでにネットに出ているので、速報性がありません。
新聞紙はいらない。最新の情報を無料で手に入れる方法
最後に情報を無料で入手するのにおすすめの方法を紹介します。
無料アプリを使う
ニュースアプリは色々ありますが、無料で幅広い情報が手に入るアプリがおすすめです。
①スマートニュース:隙間時間を有効活用したい人向け
②グノシー:4,000万ダウンロードを突破している人気ニュースアプリ

③NewsPicks:経済のトレンドを把握したい人向け

必要なサイトの無料会員に登録する
専門的なニュースを読みたい場合、無料会員登録して読む方法があります。
毎月購読できる記事が限られていますが、そこまで記事数が必要ないならおすすめです。
無料会員で記事が読めるサイト
アメリカでは新聞をお金を出すより、有料サイトでニュースを読むスタイルが定着しているそうです。
今後は日本でもこうしたニュースサイトが主流になる可能性があります。
図書館を最大限利用する
図書館には各社の新聞が日々保管されています。
もちろんすべて無料で読めますし、市民でなくても問題ありません。
新聞各紙で同じニュースを読み比べると、客観的な見方にもつながります。
せっかく高い住民税を払っても利用しないのはもったいないですよ。
日経新聞を無料で読む
楽天証券の口座開設者だと日本経済が無料で読むことができます。
普通に購読すると月に4~5千円するので、非常にお得な節約術です。
楽天の口座開設だけならお金はかかりません。
楽天証券のアプリ「iSPEED」をインストールして、メニューから「日経テレコン」を選べば今日の新聞を読むことができます。
是非一度試してみてください。
最後に
ここまで新聞離れが進む現状と、新聞がいらない理由について解説してきました。
お金・時間が十分にあれば、新聞を購読するのは問題ありません。
ですが収入は限られていて、今後もインフレや増税が続く中で、必要な出費か考える必要があると思います。
新聞代同様に情報にお金を払うといえばNHK受信料があります。
地上波を見なくてもいい人なら、年間で1万5千円節約ができるので、一度検討してみてはいかがでしょうか?
さらに詳しい節約に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事の参考文献・関連サイト
- 東洋経済ONLINE「昨年も180万部減、全然止まらぬ「新聞」衰退の末路」
- PRESIDENT Online「これがないから日本の新聞は信頼されない」
- 東洋経済ONLINE「池上彰が解説「今さら聞けない新聞の読み方」」
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