「あんまり使ってない車を持っているのがもったいないな。」
「生活が苦しいから、何とか車を1台に減らせないかな。」
そんな悩みがある人に、私が2台目の車を処分して実践した9つの方法を提案します。
ネットスーパーやオンライン塾など新たなサービスをフルで使えば、地方都市でも車1台で普通に暮らすことができます。
プロローグ

ガソリン代が値上がりしてるねー。
塾も高くなったし、車をなんとか1台にできないかなー?

確かにね。
2台目は毎日は使ってないね。
何とかなるかも。

ネットスーパーとか便利なサービスが増えてるもんね。
ちょっと考えてみよう!
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- 車2台あると家計が苦しくなる現状をデータで解説します
- 車が必要な4つのパターンを考えます
- 車が無くしても困らない9つの方法を提案します
著者について
- 家族の足は妻の通勤と生活用の車1台とマイ原付を1台
- 自動車保険や車検費用の見直しで年間の車維持費を約20万円まで削減
- 無理ない節約をモットーに、コツコツ節約して運用した資産は4000万円超え
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
車の維持費が苦しいなら2台目は無駄かも?1台で暮らす9つの方法
車を2台維持するには高額なコストや労力などが必要です。
実際どれくらいかかるのか、調べてみました。
車2台の維持費が無駄に高い
車の維持費は下記のようにな項目に分かれていて、合計すると高額な費用が掛かります。

2台維持するには上記の維持費の2倍かかります。
例えば普通車と軽自動車の組み合わせでは、維持費は約70万円にも上ります。
駐車スペースにかかる無駄なコスト
もし自宅敷地内に駐車場を用意するなら、車2台分の駐車スペースが必要です。
都内であれば、駐車場1台分の土地価格は約500万円かかります。
借りる場合は平均で3万円必要になります。
車を1台処分できれば、自分の小遣いを倍にすることも夢じゃないですよね。
家計に占める車の維持費
平均的な年収500万円の家計でもし車2台を持つと、自動車費用な家計の何割を占めるのでしょうか。
車2台の維持費の割合
- 年収500万円の手取り年収:400万円
- 車2台の維持費:70万円
- 車2台の維持費が占める割合:約18%
総務省による家計調査「4人家族・年収500万円」の家計と比べてみます。(以下参照)

全国平均の交通費・通信費が家計に占める割合は10%で、車2台所有する場合は大きく超えることが分かります。
電車通勤なら全額会社負担なのに
また自己所有車を、ほとんど通勤で使っている人はかなり損です。
なぜなら公共交通機関で出勤していれば、全額会社から通勤手当が支給されます。
しかし車通勤ではガソリン代以外は支給がありません。
ガソリン代は車の維持費のほんの一部のため、車通勤者は高額な費用を出勤のために払っています。
洗車やメンテナンスなどの時間が無駄
車を維持するには費用だけでなく、労力や手間も必要になります。
- 洗車や掃除
- 修理や車検
- メンテナンス
- 保険更新、税金支払い
車を2台所有していると、2台分の労力や手間が必要となります。
車が2台あると便利なことは確かですが、家計を圧迫してまで車は2台本当に必要でしょうか?
車は2台ないと苦しい?考えられるパターン

そうはいっても中々車を手放すのは難しいですよね?
大体がこんなパターンに分けられると思います。
共働きでお互いに通勤で使う
通勤で夫婦がそれぞれ車を使っていると車が2台必要になります。
電車が発達していない地方ではよくあるパターンです。
夫婦どちらの職場の近くにも駅やバス停が無いなら、仕方がないように思えます。
1台が通勤用、1台が生活用で使う
次に車を手放せないパターンは1台が通勤用、1台が生活用で車を使うパターンです。
専業主婦家庭に多いパターンです。
買い物や子供の習い事の送り迎え、パートなどの通勤などで車が必需品になっています。
週末に家族が別行動する
次のパターンは通勤で車は2台必要ないけど、週末に必要なパターンです。
例えば子供が2人いる家庭で、子供が別々の習い事をしていると1台で送迎はできません。
あるいは夫婦のどちらかが趣味で1台車を使っている場合もあります。
用途で車2台を使い分けている
最後のパターンは車を用途で使い分けているパターンです。
例えば遠出するためのミニバンと、普段使いする軽自動車の2台所有している家庭があります。
あるいは夫が趣味で自分用のスポーツカーを持っている場合もあります。
車2台はいらない。1台でやりくりする方法
それでは先ほどの4パターンは、本当に車2台ないといけないのでしょうか?
これから紹介する方法を使えば、多くの場合は車1台で済むと思います。
職場の近くに住む
通勤用に車を使わない一番の方法は「職場の近く」に住むことです。
特に地方だと割と簡単に、職場の徒歩圏内に物件を見つけることができます。
夫婦で別々の職場でも、どちらかの職場の近くに住めば車は2台は必要ありません。
都内で職場近くに住むと家賃が高い場合でも、車をやめれば年間40万円の節約になるので、その分を家賃に回すことができます。
浮いた通勤時間を副業に回せば、むしろ収入UPで手取りを増やすことが可能です。
駅やバス停の近くに住む
職場の近くに住むのが難しい場合は、公共交通機関で通勤できるところに住みます。
そうすれば車を持つ必要がなくなるし、通勤手当で交通費がすべて支給されます。
また公共交通機関が整った場所でマンションを購入すると、価値が下がりにくいので資産形成上もメリットがあります。
スーパー、病院など整った周辺環境を選ぶ
家の近所にスーパーや病院、塾などがあれば生活に車を使う必要がありません。
都心であればそういった環境は手に入れやすいと思います。
人口数万人規模の地方都市でも、駅や市役所の近くなどを選べば、それなりの環境を見つけることは可能です。
少し家賃が上がっても車の維持費がかからない方が、安くなる可能性が高いです。
地方に住むと広い庭付きの一戸建てを街はずれに建てる人がいますが、資産形成の観点からはおすすめしません。
自転車、原付、電動バイクを利用する
2台目の車をやめて自転車や原付、電動バイクを利用すると行動範囲の制限が受けにくくなります。
維持費は車よりはるかに安く負担は車の約1/10です。
50㏄原付バイクの年間維持費
- 自賠責:2,796円(5年契約時の1年分)
- ガソリン・オイル代:20,000円(年間走行距離5,000キロの場合)
- 任意保険:8,000円
- 合計:30,796円
近所で買い物や通院、趣味に出掛けるなど多くの場面で活躍してくれます。
雨のときでも1台の車を時間をずらせばよいので、「車+バイク」の組み合わせで大体は対応できます。
カーシェアリングを利用する
都心を中心に広がっているカーシェアリングは、最近利用料金が下がってきています。
休日しか使わないレベルなら、所持するよりシェアするほうがお得です。
置いておくだけでかかる駐車場代もいりません。
徐々に地方にも広がってきていますので、そうすると車を1台も所持しなくても困らない生活ができるかもしれません。
タクシーを利用する
どうしても緊急で車が必要な場合はタクシーを利用します。
子供が急に熱を出したときなど、どうしても必要な場合は発生します。
ですがこうしたトラブルは1年に1回あるかないかないかです。
そのために車を1台用意する必要はありません。
タクシーなら呼べばすぐに来てくれて数百円~利用できます。
ネットスーパーを利用する
買い物はネットスーパーを利用すれば、わざわざ車を出す必要はありません。
また多くのネットスーパーで一定額以上買うと送料無料になっています。
ガソリン代や自分の移動時間を節約できるので、かなりお得なサービスです。
自分の家で利用できるスーパーが無いか是非チェックしてください。
オンライン塾を利用する
子供の習い事の送迎もオンライン塾なら不要になります。
オンライン塾の方が店舗型よりコストも安いので、授業料も割安です。
例えば「そら塾」はオンラインの個別指導塾ですが、店舗型の個人指導型の塾の半額近いコストを実現しています。
夜遅くに送迎する必要もないので、防犯上も安心です。
遠出(旅行)はレンタカーを利用する
長距離運転するときはミニバンなどゆったりした車が良いと考える人もいます。
確かに長距離を4人でコンパクトカーは疲れるかもしれません。
ですが年に数回の旅行のために1台大きな車を所持しているのは、コスパが悪いのでおすすめしません。
そのときだけ借りたほうが安く済むので、所有するなら燃費が良いコンパクトカーがおすすめです。
最後に
最後にこの記事をまとめます。
- 車1台の維持費は年間30~40万円かかるので、家計のバランスが悪くなります
- 駐車スペースや洗車などのいらない労力が無駄です
- 車2台ないと不便なパターンは確かにありますが、工夫や知恵で対応が可能です
①職場の近くに住む
②駅やバス停の近くに住む
③スーパー、病院など整った周辺環境を選ぶ
④自転車、原付、電動バイクを利用する
⑤カーシェアリングを利用する
⑥タクシーを利用する
⑦ネットスーパーを利用する
⑧オンライン塾を利用する
⑨遠出(旅行)はレンタカーを利用する
今回9つの方法を提案しましたが、一番に大切なことは住む場所です。
立地の良い場所は家賃や不動産価格が高いのですが、車1台の維持費よりずっと安いです。
年間40万円の維持費が不要になれば、生活にゆとりが持てるようになります。
このブログでは車の維持費を安くする記事も紹介しているので、是非読んでみてください。
車の維持費以外にも、さらに詳しい節約に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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