earthcar(アースカー)は「6時間で最低800円から」という、とにかく安いカーシェアリングサービスです。
earthcarがもし家や職場の近くにステーションがあれば、もう高い維持費を払ってマイカーを持つ必要はないかもしれません。
この記事でearthcarの特徴や評判・口コミ、そして他社との比較や、マイカーとの比較を徹底的に紹介します。
プロローグ

この前、近所にearthcarのステーションが出来てたんだけど何だろう?
レンタカーかな。

earthcarは最近話題のカーシェアリングだね。
タイムズとかに比べると、まだ認知度低いけど。
でもかなり安くて、使い勝手がいいんだって

そうなんだ。
カーシェアも新規参入で安くなってるんだ。
車は持つよりシェアする時代なのかな。
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- earthcarの基本情報、料金などをご説明します
- earthcarと他のカーシェアリング、レンタカー、マイカーでコストを比較しました
- earthcarの口コミ情報を調べました
- earthcarのメリット・デメリットを紹介します
- earthcarの使い方を説明します
著者について
- 通勤は自転車、趣味は家族旅行の週末ドライバー
- 節約が趣味で、自動車の維持費節約方法に関する記事をブログで紹介しています
- 節約・副業・投資が趣味で40歳で資産4千万円オーバーしました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
earthcarのメリット・評判や口コミは。コストを徹底比較

「earthcar」が一体どのようなサービスなのか、基本的な情報を解説していきます。
earthcarとは
earthcarを運営しているのは、2009年12月に設立された(株)アース・カーです。
2011年3月からカーシェアリングサービス「アースカー」のサービスを開始しています。
2014年8月にはアースカーのカーシェアリングシステムの特許を取得、さらには2020年に予約システムの特許を取得しています。
earthcarの沿革
earthcarのこれまでの沿革を簡単に説明します。
- 2011年3月:フランチャイズ制カーシェアリングサービス「アースカー」を開始
- 2013年 3月:「マナー評価」「交替運転手登録」「キャンセル待ち登録」機能を追加
- 2014年 3月:業界初、入会金・月額基本料金0円に
- 2020年11月:キャンピングカーの貸し出しを開始
earthcarの仕組みはシンプル
earthcarはの貸し手は個人に限らず、レンタカー会社、中古車販売、ガソリンスタンドなど企業や店舗も参加しています。
空いている車両の有効活用のために、車両を提供しています。
借り手が希望する車両のタイプと日時を入力すると、それに合った車をearthcarが見つけ出し、予約をするシステムです。

earthcarは料金がとにかく安い
利用料金
利用料金は車両のタイプと利用時間、実際に走行した距離で変わります。
時間料金(8時間で800円から)+距離料金(10㎞で150円から)
この中に基本の保険料、ガソリン代、カーナビ・ETC車載器、最初の10㎞の距離料金、消費税が含まれています。
(車載器は車両によってない場合があります)

免責保険料金(オプション)
免責補償をつける場合は、オプションで別途料金がかかります。
料金は110円~で車両によって値段が異なります。
また24時間ごとに料金がかかります。
加入条件
- 利用開始予定日時点において24歳以上
- 運転免許証を取得して1年以上経過
- earthcarで過去に事故を起こしていない(※)
※事故発生日から1年間は免責補償制度に加入できません
違反による料金
車両を汚したり、破損したり、キーの紛失など問題のある使用をした場合には、ペナルティがかかります。
下記に主な違反内容と料金を記載します。

無断延長料金
無断で車両を延長すると延長料金がかかります。
- 無断延滞:通常時間料金 + 無断延滞ペナルティ料金0.5倍
- 迷惑延滞:通常時間料金 + 迷惑延滞ペナルティ料金2倍
キャンセル料金
キャンセル料は前日までは無料で、当日は時間料金が100%かかってしまいます。
ただし一部の車では規定が異なる場合があるので、予約前に車両のキャンセル規定を確認しましょう。
earthcarはスポーツカーや外車もある
便利なコンパクトカーやミニバンはもちろん、オープンカーやスポーツカー、高級輸入車など、業界トップクラスの豊富な車種がラインナップされています。
その他キャンピングカーのシェアリングも行っています。

earthcarが利用できるエリアが拡大中
earthcarは全国22の都道府県で、100を超えるステーションがあります。
詳しくはこちらで検索できます。
まだまだ全国的ではありませんが、現在オープン準備中の場所もあり、今後増えていく予定です。
earthcarはとにかく安いと評判なのでおすすめ
earthcarのメリットはなんといっても料金が安いことです。
他のサービスや、所有者と比べたときのメリットを検証してみました。
他のカーシェアリングと比較
代表的な3社のカーシェアリングと、6時間利用した場合の料金を比較しました。

月会費、利用料金の最安値はearthcarでした。
また「タイムズ」と「dカーシェア」は距離料金がかかりませんが、走行距離が約160キロを超えないと earthcar より料金が安くなりません。
レンタカーと比較
レンタカーの中で業界最安値の「ニコニコレンタカー」と料金を比較していました。
ニコニコレンタカーのSクラスの利用料金と比較した結果が以下の表です。

earthcarが距離料金がかかるのに対して、ニコニコレンタカーはガソリン代がかかるので、走行距離による違いはありません。
単純に利用料金で比べると、6時間までなら earthcar が安く、12時間ではニコニコレンタカーが安くなりました。
マイカーと比較
それでは車を所有する場合と、 earthcar を比較してみます。
あくまでコストでの比較なので、所有車には自宅の近くから乗れて、好きな時に使えるメリットがあります。
まず所有車の維持費には以下の内容がかかり、平均は一か月で約39,000円です。
車は150万円のコンパクトカーを10年乗る前提で計算しています。

次にearthcarの料金の計算は、1か月あたりのレンタル時間と、1回あたりの走行距離をもとに算出しています。
週末ドライバーを想定して、利用回数は月に4回としています。

所有車とのコストを比較すると、 earthcarのレンタル時間が月90時間以内なら、所有車より安いことが分かります。
例えば週末に買い物や、子供の習い事の送り向かいだけしか使わないのなら、車を所有するよりお得になります。
earthcarをおすすめする人
earthcarをおすすめする人はこんな人です。
- 近くにearthcarのステーションがある
- 今現在、カーシェアリングを良く利用する
- 週末ドライバーで利用回数が少ない
- たまに高級車やスポーツカーに乗りたい
earthcarをおすすめしない人
earthcarをおすすめしない人はこんな人です。
- 近くにearthcarのステーションがない
- 仕事などでほぼ毎日車を運転する
- 運転が好きでよくドライブに出かける
- 車を自分で改造するのが好き
earthcarの口コミ・評判は

それではearthcarの生の口コミを紹介します。
良い口コミ
・料金が安くて初回クーポンが使える
・スポーツカーも格安で乗れる
・夜間はさらに安くておすすめ
悪い口コミ
・マナーの悪いユーザーがいる
・対応の悪いスタッフがいる
earthcarを使う7つのメリット

それではearthcarのメリットを7つご紹介します。
利用料金が安い
これまでご紹介したように、earthcarはとにかく安いのがメリットです。
- 入会金・月会費がかからない
- 基本の利用料が安い
- ガソリン代がかからない
- 最初の10キロの距離料金がかからない
最短で当日予約できる
本人確認は免許証をアップロードするだけです。
最短で当日から利用できます。
アプリで簡単に乗車・返却できる
通常カーシェアの利用をするためには、ICチップが内蔵された専用カードをドアロックに使います。
earthcar はスマホのアプリで、車のドアを解錠や車の返却が可能です。

24時間乗車できる
夜間問わず24時間借りられる上に、夜間は利用料金も安くなっています。
夜仕事終わりに会社の近くで借りて、翌日の朝に出社しながら返却する方法も可能です。
電車が無くなってタクシーで帰るより、ずっと安く済みます。
コールセンターが24時間対応
トラブルなどで困った時はコールセンターが24時間体制で対応します。
夜間使用時でも安心してドライブが可能です。
10Km未満は料金が切り捨て
earthcarは距離料金が1キロ当たり15円かかりますが、9キロまでは切り捨てされます。
乗車距離を神経質に確認しなくてもよいので、ゆとりをもって運転できます。
スポーツカーや高級車を扱っている
レンタカーで高級車やスポーツカーを借りると、コンパクトカーの倍以上値段がかかったりします。
earthcarではレンタカーなどに比べて格安で高級車やスポーツカーを借りることができます。
また高級車のラインナップが多く、他のカーシェアだと使いやすいミニワゴンとか、シエンタのようなミドルクラスの車種が多いのですが、アースカーではなんでだかGTRなどのスポーツカータイプの貸し出しも行っています。

earthcarを使うときの注意点とデメリット

続いて注意点とデメリットをご説明します。
使えるエリアがまだ少ない
earthcar は東京近郊や大阪、愛知など都市部を中心にサービスを展開していますが、まだまだ十分なステーション数はありません。
今後増えていく予定なので、現在近くに無くてもいずれ設置されるかもしれません。
もし近くにステーションがあれば、所有車を手放すと、毎月の車の維持費が断然節約できる可能性があります。
ステーションの場所はこちらで検索できます。
自損事故は保証されない
earthcarの免責補償の注意事項をご紹介します。

赤字で書かれた通り、自損事故では免責補償が適応されません。
つまり単独事故や、100%自責の事故は保証されないという事です。
十分に注意して運転をする必要があります。
事故を起こすとNOCがかかる
事故を起こすと車の修理は免責補償に入っていれば、保険で支払われます。
しかし自走ができないときにかかるNOC(ノンオペレーションチャージ)は、自費負担となります。
回避する方法としては、クレジットカードのロードサービスに加入しておくと、無料で保証を受けられます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
24歳以上でないと免責補償に入れない
理由は分かりませんが、earthcarの免責補償の加入条件に24歳の年齢制限があります。
免責補償に入らずに運転する場合は、最新の注意をして事故を起こさないように気をつけましょう。
earthcarの使い方
それでは最後に利用方法をご説明します。
スマホで入会する
会員登録の方法は下記の通りです。
・earthcarのホームページから、「会員登録」をクリックします。

クレジットカードと免許証の登録を行うと、本部審査が行われます。
問題なければ、最短で当日からサービスを利用できます。
予約する
・「ステーション検索」で利用したい日時と場所を入力して検索します。

・検索結果から利用したいステーションをクリックして、左欄の車両の「予約へ」をクリックします

あとは利用したい日時の選択、免責に加入するかを選んで予約します。
当日ステーションで車を受け取る
利用前に専用のアプリをダウンロードをしておきます。
乗車前に専用アプリの説明に従って、車の点検を行ったあと専用アプリで開錠します。
万が一、車の不具合を見つけた場合はサポートセンターに電話します。

車を利用して返却する
利用中にガソリンメーターが半分を切ったら、付属の給油カードで給油します。
車を利用後は、元の位置に戻して忘れ物やゴミの処分、ライトや窓の確認をして返却します。

支払いを済ませる
車の返却後にメールが届き、利用料金がクレジットカードで決済されます。
利用料金や履歴はマイページで確認ができます。
利用時の注意点
利用中の注意点をいくつかご紹介します。
- 利用前と返却時には、必ず車の状態を確認して記録する
- 事故を起こした場合にはサポートセンターにすぐ連絡する
- 社内は禁煙、ペットの乗車は不可です
- 延長する場合は、利用時間内に必ず行う
最後に
最後にこの記事をまとめます。
- earthcarは独自のマッチング技術により、低価格を実現したカーシェアリングです
- earthcarの利用料金は「時間料金(車ごと)」+「距離料金(15円/キロ)」です
- 保険、ガソリン代、車載器、消費税込みですが、免責は別料金です
- キャンセルは前日まで無料、違反や無断延長にはペナルティがあります
- earthcarはカーシェアリングサービスで最安です
- earthcarはニコニコレンタカーより6時間利用なら安くなります
- earthcarは走行距離や時間によって、マイカーより安くできます
- earthcarは料金以外にも、メリットがあります
①最短で当日予約が可能
②アプリで簡単に乗車・返却できる
③24時間乗車できる
④コールセンターが24時間対応
⑤10Km未満は料金が切り捨て
⑥スポーツカーや高級車を扱っている - earthcarのデメリット・注意点は以下の通りです
①使えるエリアがまだ少ない
②自損事故は保証されない
③事故を起こすとNOCがかかる
④24歳以上でないと免責補償に入れない
カーシェアリングという言葉は、認知されてきていますが、周りにまだマイカーを処分して乗り換える人は少ないと思います。
その理由は使い勝手と、コストがまだ高いことにあると思いますが、earthcarはこれまでの業界の常識を打ち破るコストで利用できます。
都市部に限らず、まだまだ使用率の低い車は多くあるので、ステーションが増えてさらに使用しやすい環境が整うと思います。
時々しか乗らないマイカーに月何万円もかけるのは勿体ないかもしれません。
一度近くにステーションが設置されていないか、確認してみてはいかがでしょうか?
さらに詳しい節約に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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