周りにいる同僚や友人で、この人はおしゃれで仕事できそうだなという人はいますか?
おしゃれなブランドスーツをビシッと着こなしていても、実はカードローンで買った服かもしれません。
また別の例では、毎日同じ黒のタートルネックを着ている人が大企業の社長だったり、見た目でその人を判断するのは難しいです。
どちらも極端な例ですが、できれば清潔感があって、好印象を持たれつつ、あまり高いお金をかけないのが良いのではないでしょうか?
プロローグ

友達に女の子が生まれたんだって。
お祝いにベビー服を送ってあげようと思うんだけど、高いんだよねー・・

そうなんだ。
えー!ブランド品だと1万円もするの?
子供はすぐ大きくなって、着れなくなっちゃうのにね。

そうなのよね。
だからあなたのシャツは破れても我慢して使ってね。

勘弁してよー!
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- 被服費の節約は外交的な人、内向的な人でやり方を変える必要があります
- 被服費を節約する方法を、タイプ別で紹介します
①だれでも使えるテクニック
②おしゃれ好きな人向けテクニック
③おしゃれに無関心な人向けテクニック - 被服費をとにかく下げたい人向け究極テクニックを紹介します
- 被服費を節約する注意点を説明します
著者について
- 小学生2人の子を持つ父親です
- 被服費は月5千円で生活しています
- 節約が趣味で、4人家族で生活費は月27万円に到達しました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
被服費の節約が難しい理由。自分に合う節約テクニックを見つけよう

被服費の平均は
全国消費実態調査の家計調査報告(2020年)によると、2人以上世帯の平均の衣服費は9,174(円/月)です。
2020年はコロナショックがあり、特に被服費の落ち込みは激しく、2019年から約20%減でした。
内訳をグラフ化したものがこちらです。

もっとも多いのは洋服代の3,657円、次いでシャツ・セーターの1,771円でした。
被服費の節約が難しい理由
衣服が持つ役割とは
被服費はいわゆる「衣食住」という、人間が生きるために絶対に必要なものの一つです。
衣類が生活必需品の理由
- 寒さから身を守る
- 衛生的に生活する
- 転倒時などの怪我を防ぐ
最低限の被服費は、人間らしい生活を送るためには必要です。
衣服の持つ様々な役割
一方で衣類にはもう一つの役割があります。
衣類に求められる役割
- 周囲の人から好感を持たれる
- 仕事で信頼される
- 自分の個性を表現する
- 自己肯定感を上げる
つまり衣類に求める目的は、人それぞれで違います。
電気代や通信費であれば、この会社と契約すれば誰でも節約できますという答えがありますが、被服費の場合は全員に合った答えを出すことが難しいのです。
そのため、その人のタイプで節約方法を考える必要があります。
被服費をかける人の特徴

- 社交的・外交的
- 周囲の好感度が気になる
- 外見にコンプレックスがある
- ファッション雑誌をよく読む
- トレンドに敏感
- ブランドが好き
被服費をかけない人の特徴

- 内向的で目立つのが苦手
- マイペース
- 外見を気にしていない
- 趣味に没頭しやすい
- 流行や芸能に興味が薄い
被服費の節約は自分に合ったやり方で
社交的で外で遊ぶのが好きな人に、衣服費の節約だからといって毎日無地のTシャツとジーパンで過ごしてといっても、ストレスが溜まるだけです。
次の章から、衣服費を節約するテクニックをいくつも紹介していくので、自分に合うと思ったものを取り入れていってください。
被服費を節約する共通のテクニック

ここではタイプの違う人でも共通で使える、衣服費を下げるテクニックを紹介します。
被服費の予算を決める
今現在、衣服に関するストレスが無いのならば、衣服費の平均を把握しておいて、それを超えないようにしましょう。
その金額が、自分がストレスなく過ごせるラインだからです。
そして徐々に節約のテクニックを身につけて、予算を下げましょう。
フリマアプリを利用する
メルカリなどアプリで衣服の売買をする人が増えています。
そのおかげで個性的なデザイン、ブランド物、ベーシックな物まで何でも安価に手に入れられます。
服は実物を着ないと分からないという人は、お店で試着して同じものを探す方法をお勧めします。
体型を維持する
食べ過ぎや運動不足で太ってしまうと、ズボンが入らなくなるなどの問題が発生します。
体型を維持するために、お勧めの方法は以下の通りです。
- 噛む回数を増やしてゆっくり食べる
- 食事中に水を多めにとる
- 運動する習慣を作る
子供服はシェアしあう
子供服は成長に合わせて用意しなければいけません。
節約するためには、子供の年齢が異なる兄弟を持つ知り合いとシェアしあうのが効果的です。
例えば自分の子供が、5歳の男の子と2歳の女の子だとします。
その場合、5歳の女の子と2歳の男の子を持つ知り合いがいれば、お互いに小さくて着れなくなった服を交換し合えます。
おしゃれ好きにお勧めする被服費の節約方法

おしゃれ好きな人は、着る服にポリシーを持っているので節約が大変です。
ですが服の質を落とさずに、安く手に入れる方法を使えば節約は可能です。
古着屋を利用する
おしゃれ好きの人は、服を選ぶ間も楽しい時間です。
古着屋は特に、様々なブランド・種類の服が多く揃っています。
自分だけの1着を見つける感覚で、楽しみながら被服費も節約できます。
フリマ・バザーを利用する
古着屋よりさらに安価に掘り出し物を見つけられるのがフリーマーケットやバザーです。
コロナで開催する場所が少なくなりましたが、徐々に開催されるようになっています。
楽天古着やZOZOUSEDを利用する
楽天古着とZOZOUSEDは、業者が出品しているので品質の信頼性が高いです。
新品と変わらない状態でも、半額近く値下がりしている物もあるので、有効に活用しましょう。
アウトレットを利用する
古着に抵抗感がある人にお勧めなのは、アウトレットモールで割引品を購入する方法です。
主要都市の近郊には、大きなアウトレットモールがいくつもありますよね。
型落ちしたりしたブランド物が、70%引きなどで手に入れられます。
近くにアウトレットが無い場合におすすめなのが、「GLADD」です。
オンラインのアウトレットサイトで、現在250万人が会員登録しています。
メール会員登録でセールを狙う
メール登録しておくと、クーポン券やセール情報を送ってくれるサイトがあります。
お勧めは下記の2つです。
スマホアプリでお得な情報を手に入れる
- GILT
希少なハイブランドを扱っているアプリです
毎晩21時からフラッシュセールで最大70%オフになります - GLADD
取扱いブランドは4,000を超えて、250万人が登録しています
セール品が毎日更新、最大90%オフでお得に購入できます
着なくなった服はメルカリ・ラクマで売る
メルカリやラクマなら、リサイクルショップや古着屋で売るよりも高く売れます。
特にブランド服は購入希望者が多いので売れやすくなります。
できる限り清潔・丁寧に着て、状態を良く保つことも高く売れるコツです。
出品手続きは少し手間ですが、自分が着なくなった服が誰かに喜んでもらえたら嬉しいですよね。
おしゃれに無関心な人向け被服費の節約方法

おしゃれに無頓着、周囲の視線がそれほど気にならないという人向けの節約テクニックを紹介します。
機能性を重視する
服はデザイン性で選ぶのではなく、機能で選ぶ方がコスパが良いです。
例えば寒い日に着るアウターはトレンチコートではなく、ダウンジャケットがお勧めです。
トレンチコートのようなおしゃれ感はありませんが、防寒性は高いからです。
トレンチコートでは真冬の特に寒い日に使えずに、結局ダウンジャケットと両持ちする必要があります。
その他には、アウターであればトレーナーではなく、ウインドブレーカーが良いです。
防水性や防風性があって、しかも軽いのでお勧めです。
また皺になりやすい服は避けましょう。
個性的なデザインは避ける
色やデザインが個性的な服をお勧めしない理由は2点あります
- コーディネートが難しい
- 1度見た人の印象に残りやすい
おすすめのデザインは無地で、色は黒や紺など落ち着いた色が良いです。
コーディネートがしやすく、汚れが目立たないためです。
(下の左絵:無地で使いやすい例、下の右絵:個性的で合わせにくい例)

仕事着を制服化する
平日の出勤前、毎日コーディネートで悩んだりしていませんか?
私は肌着以外の服は、毎日同じ服で出勤します。
汚れたり、汗をかかない限りは洗濯は週末に1度だけです。
- 春・秋:黒チノパン+無地の襟付きシャツ+ウインドブレーカー
- 夏:黒チノパン+無地のポロシャツ
- 冬:黒チノパン+無地の襟付きシャツ+ダウンジャケット
(中に上下ヒートテックインナー)
私服は1年間を3パターンで乗り切る
私服も同様の考え方です。
季節ごとにパターンを決めて同じ服で過ごします。
汚れた時のために、同じ服を2着用意します。
- 春・秋:ジーパン+ボーダー長そでTシャツ+ウインドブレーカー
- 夏:短パン+ボーダー半そでTシャツ
- 冬:ジーパン+ボーダー長そでTシャツ+ダウンジャケット
(中に上下ヒートテックインナー)
靴は1足で十分
靴も機能性を重視して選びましょう。
おすすめは黒のスニーカーで、歩きやすさを重視して選びます。
黒を選ぶ理由は仕事で接客しても違和感が無いからです。
そして小さな子供がいる場合は、公園に行っても違和感のないデザインを選びましょう。
スニーカーでも、見た目ビジネスシューズと変わらないタイプのものは、公園にマッチしません。
例えばリーボックのスニーカーはスポーツブランドらしい機能性と、見た目もシックでいて硬すぎません。
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カバンは300円均一で十分
営業職だと難しいですが、事務職の私は仕事と私用で同じウエストバッグを使っています。
なので普段は1つのバッグで済んでしまいます。
300円均一のウエストバックのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 軽くて楽
- 体にフィットして邪魔にならない
- 普段の荷物(財布、鍵)なら十分に入る
- ベルトが変わりになる
デメリット
- 荷物が多いと入らない
- 耐久性がない
古くなったら買い替えればいいですし、荷物が多い時のために、旅行用のナップザックを1つ持っておけば充分です。

被服費の究極節約方法
この章で紹介するテクニックは、さらに突っ込んだ節約方法です。
世間一般では受け入れられないレベルだと思うので、取り入れるのには自己判断が必要です。
靴下は全て100均の同じ靴下で揃える
100均の靴下は最近はデザインや色も豊富になっていて、見た目はユニクロなどと変わらなくなっています。
もちろん耐久性は100均の方が悪いのですが、値段が安いので消耗品と考えればお得です。
私は100均の中でも、すべて黒色のレギュラーソックスで統一しています。
理由はペアを気にする必要がない、汚れが目立たないからです。

靴下・パンツは穴が開いても気にしない
靴下は少しでも穴が開くと捨てる人が多いと思います。
私の場合はいつも親指の先から破れますが、爪が半分のぞくくらいまでは使います。
理由は特に使っていて問題が無いからです。
問題は周囲の視線だけですが、慣れれば気にならなくなります。
部屋着と外着を統一する
無地のTシャツや短パンやジーパンなどは着心地の良いものを選ぶと、わざわざ部屋着を買う必要がありません。
着心地の良い服の選び方
- 皺にならない素材
- 汚れが目立たない色
- 柔らかく、ストレッチ性のある素材
ここでお勧めのズボンを紹介します。
EDWINのJERSEYSは見た目は普通のパンツですが、柔らかくジャージ感覚で履けるズボンです。
部屋着でも楽に過ごせて、そのまま外に出かけられるので便利です。
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被服費を節約する注意点
最後に被服費の節約する注意点を説明します。
家族に自分の価値観を押し付け過ぎない
被服費を節約すると、周囲の人からの印象に影響があります。
周囲からの視線を気にしない人は問題ありませんが、家族も同様とは限りません。
特に子供がいる場合、大人と違って周囲の友達からストレートに悪口をいわれる可能性があります。
「毎日同じ服着てるね」「その服可愛くないね」など言われた子供はショックを受けます。
家族の被服費を節約するときは、価値観や周りの環境に注意しましょう。
フリマで服は意外と売れにくい
被服費の節約のために、着なくなった服をメルカリなどで出品すると出品数の多さに気づくと思います。
そのため綺麗な状態なのに、定価の1/4で出品しても売れないといった悩みが発生します。
リサイクルショップよりは高く売れるのですが、簡単に高く売れない点は覚悟しましょう。
高く売るためのテクニックをいくつか紹介します。
- アイロンをかけて撮影をする
- 明るい照明、白い壁の前で撮影をする
- 写真の点数を増やす
- 不具合時の「返品可」を商品説明に入れる
フリマで服を買ったら合わなかった
今度は逆にメルカリなどで服を購入したときに、失敗する場合を考えます。
サイズが合わなくても、商品の不具合でなければ店舗と違って返品ができません。
商品の写真や説明をよく確認することや、実際に店舗で試着して同じものを購入するなどすると失敗せずに済みます。
最後に
最後にこの記事をまとめます。
- 被服費の節約は外交的な人、内向的な人で方法を変える必要があります
- 自分に合った節約方法を取り入れないとストレスの素です
- 誰にでもお勧めの節約方法はこちらです
- 予算を決める
- フリマアプリを使う
- 体型を維持する
- 子供服はシェアする
- おしゃれ好きな人におすすめの節約方法はこちらです
- 古着屋を利用する
- フリマ・バザーを利用する
- 楽天古着やZOZOUSEDを利用する
- アウトレットを利用する
- メール会員になる
- スマホアプリに登録する
- 不要な服はフリマアプリで早く売る
- おしゃれに無関心な人におすすめの節約方法はこちらです
- 機能性を重視する
- 個性的なデザインを避ける
- 仕事着/私服をパターン化する
- 靴は1足で十分
- かばんは300均一でOK
- さらに突っ込んだ節約方法はこちらです
- 靴下は100均の黒色で揃える
- 靴下・パンツの穴は気にしない
- 部屋着と外着を統一する
我が家の被服費を家計簿で、2021/1~9で集計した結果がこちらです。

シマムラは下着を購入していて、アウトレットで妻がブランド品などを格安で購入しています。
家族4人で9か月間を約3万8千円で過ごしているので、月当たりは約4,500円です。
子供服が少ないのは、会社の知り合いとシェアするか、メルカリで購入しているからです。
メルカリで子供服を売ったポイントで購入しているので、一切出費には現れません。
私自身はこの9か月で下着しか買っていません。
この記事で紹介した方法を使えば、こんな感じで節約ができます。
ですが全員に合う節約方法ではありませんので、いいなと思う項目があれば取り入れてみてはどうでしょう。
さらに詳しい節約に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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