最近コロナで出歩く機会が減って、家にいる人が増えたからか「ふるさと納税」に関心のある人が増えたように感じます。
ふるさと納税を利用すると、食費の節約が一気に進むので本当にお勧めです。
難しく構える必要は何もなくて、誰でも簡単に利用できる制度です。
プロローグ

家計簿をみてたら何故か今年から食費が急に安くなってるんだよね。
なんでか分かる?

それは今年からふるさと納税を利用し始めたからだよ。
いつも重い重いって言ってたお米、今年1回も買ってないでしょ?

そういえばそうね。
この前もビールが急に送られてきて、ビックリしたのよね。
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- ふるさと納税の仕組みやメリットを解説します
- ふるさと納税で食費を年間2万円節約する方法を説明します
- ふるさと納税サイトは「さとふる」がお勧めな理由を紹介します
- さとふるでふるさと納税を始める手順を解説します
- ふるさと納税の注意点を解説します
著者について
- 食費は4人家族で毎月約6万円です(無理な節約は一切しません)
- ふるさと納税を5年以上継続していて、今の利用方法にたどり着きました
- 節約が趣味で、4人家族で生活費は月27万円に到達しました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
『さとふる』のふるさと納税で食費を年間2万円節約するやり方

ふるさと納税とは
ふるさと納税は、地方経済の活性化のために2008年から開始された制度です。
納税者が自分で寄付したい自治体を選んで寄付を行うと、返礼品が貰える上に、寄付した額が税金が控除される制度です。
自分が過去に住んでいたり、働いていた必要はありません。
各自治体の定めた返礼品の中から、自分が欲しいものを探して寄付する自治体を決めればよいです。
返礼品は各自治体が、寄付額にたいして3割以下で調達する決まりのもとで、自分の街に寄付金を集めるために、競うように魅力的な返礼品を提示しています。
魅力的な返礼品が多く、節約の助けにもなる非常にお得な制度なので、利用者は年々増え続けています。

ふるさと納税の仕組みとは
ふるさと納税の仕組みを解説します。

まず寄付者がA市に寄付を行うと、返礼品と証明書が送られてきます。
その証明書を持って、税務署に申告を行うと所得税が返ってきます。
さらに寄付者が住んでいる自治体B市の住民税が減税されます。
所得税と住民税の合わせた減税額は、寄付額から2000円引いた額になります。
ふるさと納税の限度額
大変お得な制度なので、いくらでも寄付したお金が返ってくるわけではありません。
下の絵で説明をします。

例えば限度額が3万円の人の場合は、3万円までは寄付した額から2千円引いた額が返ってきます。
ですが3万円を超えて寄付しても、返ってくるのは2万8千円です。
そのため自分の限度額をあらかじめ調べておく必要があります。
限度額はその年の納税額や家族構成で決まります。
こちらのサイトで条件を入れるとシミュレーションができます。
ふるさと納税のメリット
改めてメリットをまとめます。
- 魅力的な返礼品をもらえる
- ふるさと納税サイトを経由すると、ポイントが貰える
- 税金が控除される
- 地域の活性化に繋がる
ふるさと納税で食費を2万円節約する方法
それでは具体的に食費を節約する方法を説明します。
これから説明する3点を実施すると、限度額が5万円であれば約2万円分の節約ができます。
内訳は以下の通りです。
- もらえる返礼品 1万5千円相当
- もらえるポイント 5千円
返礼品は必需品を選ぶ
返礼品の中には、高価で贅沢な商品が多くあり、商品を探しているだけでも楽しくて、目移りしてしまいます。
ですがそこは我慢をして、普段食卓に上るものから選びましょう。
具体的にはお勧めの順番は以下の通りです。
- お米
- ビール・発泡酒
- 鶏肉・豚肉切り落とし
計画的に利用する
限度額はあらかじめ分かっているので、1年間の計画を立てておきます。
例えば限度額が5万円の場合、1万円のお米を3か月ごとに4回で計画します。
1万円の寄付で大体10Kg分のお米がもらえるので、普通の家庭なら余ることは無いと思います。
さらに1年のどこかで、ビールや発泡酒か、お肉を1万円分寄付します。
もし限度額が5万円より多い場合は、お肉を定期的に入れるようにします。
「さとふる」のキャンペーン中に寄付する
ふるさと納税サイトで寄付をすると、寄付額の何パーセントかをポイントでもらえます。
そして時々開催しているキャンペーンに合わせて寄付をすると、もらえるポイントが増えます。
例えば「さとふる」というサイトであれば、PayPayポイントが返ってきます。
特に年に数回行うキャンペーン時は、普段よりもらえるポイントが増えるので、その時期を狙って寄付しましょう。
さらに3と8のつく日にアプリを使って寄付をすると、キャンペーンに加えてボーナスが貰えます。
(詳細は後述します)

さとふるがお勧めの理由

さとふるとは
『さとふる』はふるさと納税サイトの中でも利用者数、認知度でNo.1に選ばれたサイトです。
約1000の自治体を掲載しており、返礼品の数は16万点を超えています。

さとふるの特徴
PayPay決済でポイントが貰える
さとふるで寄付をすると、寄付金額の1%分PayPayポイントが貰えます。
PayPayは日本で最大の取扱店を持つ電子決済で、利用者数が拡大しているサービスです。
お得なキャンペーンを都度実施しているので、アプリをスマホに登録しておいて損はありません。
特に固定資産税の支払いは、クレジットカードだと手数料が取られるので、ポイントだけもらえるPayPayがお勧めです。
PayPayボーナスでさらに還元率が上がる
さらに寄付する日を下記の日にちに合わせると、もらえるPayPayポイントが何倍にもなります。
- 毎月3と8のつく日「さとふるの日」に寄付をする
- キャンペーン中に寄付をする
例えば、現在11/28まで開催中のキャンペーンの間で、「さとふるの日」に寄付をすれば最大11%のポイントが貰えます。
また今回のキャンペーンは終わっても、不定期で時々開催しています。
開催の日程はさとふるの公式HPに掲載されますので、ご確認ください。
支払方法が豊富
支払い方法は以下の方法が対応しています。
- クレジットカード(VISA,JCB,Master,Diners)
- コンビニ決済
- PayPay
- ソフトバンクまとめて支払い
- auかんたん決済
- ドコモ払い
- ペイジー
おすすめはPayPay決済でポイントをもらう方法です。
人気ランキングを毎日更新している
16万点を超える返礼品の中から、どの返礼品に決めるか探すのは大変です。
さとふるなら毎日更新しているランキングページが見やすくて便利です。
ランキングの種類が豊富で、項目ごとにランキングを調べられるので、返礼品を絞り込むのが簡単です。
さとふるで見られるランキングの項目
- 週間・月間など期間ごと
- 肉、魚、野菜などのカテゴリーごと
- 寄付金額ごと
- 自治体の地方ごと
口コミや評価が参考になる
似たような商品の中から、どの商品が良いかを決めるのに口コミがあると助かりますよね。
さとふるは口コミの件数が多いので、返礼品を選ぶ失敗がおきにくいです。

お気に入り登録ができる
1年に何回も同じ返礼品に申し込む場合、お気に入り機能を使うと便利です。
下記のように、登録済みにしておけばお気に入り画面からすぐに選択ができます。

限度額シミュレーションができる
さとふるの専用ページで、基本情報を入れると自分の限度額が簡単に計算できます。

さとふるでふるさと納税を始めて食費を節約するやり方

さとふる会員登録のやり方
まずはさとふるの公式HPにアクセスします。
さとふるのサイトトップページ右上にある「新規会員登録」をクリックします。

ここでメールアドレスを登録すると、認証メールが届くので、認証を完了させます。
認証を完了させたら、以下の内容を登録して完了です。
- パスワード
- 電話番号
- 秘密の質問
返礼品の選び方
例えばお米のカテゴリで返礼品を探す方法を説明します。
トップメニューから「お礼品から探す」にカーソルを合わせると、下記のような画面が現れます。
その中で「米・パン」をクリックします。

検索結果が下記のように現れるので、「条件で絞り込む」をクリックします。

例えば下記のように、寄付金額と決済方法を指定して絞り込みます。

そうすると下記のように、おすすめ順に返礼品が並ぶので、気になるものをクリックして選んでいきます。

返礼品の注文方法
返礼品を決めたらカートに入れて、決済します。

カートに入れたら「この地域の寄付手続きへ進む」をクリックします。

次に基本情報を入力して、最後に決済方法を指定すれば完了です。

税金控除のやり方
寄付が終わると、寄付した自治体から証明書が送られてきます。
税金控除には2つの方法があります。
確定申告の場合
株式投資をしていたり、副業収入があったりして確定申告をする人は、ふるさと納税も一緒に申告しましょう。
毎年3月頃の確定申告の期間に申告をします。
確定申告の画面の「所得税控除の入力」で寄付金控除の項目があります。

入力画面で下記の情報を1件ずつ、入力してください。
- 寄付年月日
- 寄付した自治体名
- 寄付した金額
- 寄付した自治体の所在地
- 寄付先の名称
そして確定申告の期間内に、郵送や窓口に持っていくなど確定申告してください。
ワンストップ納税の場合
ワンストップ納税は確定申告をしない人向けの制度です。
それと寄付した自治体が5つ以内であることが条件です。
自治体に申請書を書いて送るだけで、税金控除が完了するため非常に手間が少なくて楽です。
ワンストップ納税の手順
- ふるさと納税時に「ワンストップ特例制度を希望する」を選ぶ
- 寄付した後に、自治体から申請書が届く
- 申請書を記入、本人確認書類と一緒に自治体に返送する
本人確認書類は以下の3パターンいずれかが必要です。
- マイナンバーカードの写し(両面)
- 通知カードか住民票の写し+運転免許証かパスポートの写し
- 通知カードか住民票の写し+健康保険か年金手帳の写し
ふるさと納税の注意点

限度額は家族構成で変わる
限度額の計算はシミュレーションで可能ですが、正確に出すときは家族構成まで確認が必要です。
子供の年齢によっても変わるので、注意が必要です。

限度額を超えた分は自己負担
間違って限度額を超えて寄付したどうなるのか。
これはもう返ってきませんので、超えた分は自己負担になります。
自分の限度額の確認と、ふるさと納税の履歴を見ながら間違いのないように、計画的に活用しましょう。
控除を受けられるまで期間がある
税金控除をしても、即日返金を受けられるわけではありません。
住民税の場合は、翌年の6月以降、1年かけて寄付金分が減額されてきます。
所得税は翌年の4月か5月に指定の銀行口座に振り込みされます。
最後に
最後にこの記事をまとめます。
- ふるさと納税は地方自治体に寄付をすると、返礼品が貰えて、寄付金額が減税されます
- ふるさと納税は納税額で限度額が変わってきます
- ふるさと納税で生活必需品(お米、ビール、肉など)を定期的に頼むと、食費が約2万円節約できます
- おすすめは「さとふる」で、理由は以下の通りです
①PayPay決済でポイントが貰える
②キャンペーンと「さとふるの日」併用でポイント還元率UP
③支払い方法が豊富
④返礼品を探しやすい
⑤口コミが参考になる
⑥お気に入りに登録できる
⑦限度額シミュレーションができる - ふるさと納税の注意点は以下の通りです
①限度額は家族構成で変わる
②限度額を超えると自己負担
③寄付金はすぐ返ってこない
私はふるさと納税を始めて5年以上続けていますが、最近特に周りでも利用している人が増えたなと感じます。
それまであまり普及しなかったのは、システムが分かりにくかったり、確定申告が面倒だという人が多かったからかもしれません。
でも一度ふるさと納税を始めた人が、辞めたっていう話を聞いたことが無いので、まだの人には絶対にお勧めしたい制度ですね。
確定申告を普段していない人なら、ワンストップ納税は本当にすぐできますし、確定申告を毎年している人なら、控除項目を1つ追加するだけです。
地道な方法で食費を2万円節約するのに比べたら、どれだけ手間がかからないんだろうって思います。
さらに節約に関するお得な情報をこちらの記事で紹介しています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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