NISA、つみたてNISA、IDECOって似たような商品で分かりにくいですよね。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、誰にでもお勧めしたいのは積立NISAです。
この記事では、その理由やつみたてNISAの始め方を解説します。
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- つみたてNISAがお勧めな理由を解説します
- つみたてNISAの口座開設は楽天証券がおすすめな理由を説明します
- 楽天証券でつみたてNISAを始める方法を図入りで解説します
- 楽天証券でおとくなポイント設定を紹介します
著者について
- 節約、副業で貯めた資金をコツコツ投資、40歳で資産は4000万円オーバーしました
- SBI証券、楽天証券で口座を開設し、それぞれのメリットを活かして使い分けをしています
- つみたてNISAは2019年から継続中です
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
つみたてNISAがお勧めな理由。楽天証券のクレカ投資で始める方法

つみたてNISAとは
NISAは、2014年1月に開始された、個人投資家のための税制優遇制度です。
通常の株式投資や投資信託などの取引では、利益や配当に税金が20%かかります。
これがNISAの場合には非課税になります。
そしてNISAの類似制度として、つみたてNISAは2018年1月にスタートしました。
NISAと同じく、個人投資家向けの税制優遇制度です。
つみたてNISAはNISAと比較すると、コツコツ小額で毎月積み立てていくイメージになります。
つみたてNISAとNISAの違い
つみたてNISAとNISAは併用ができません。
どちらかを選んで口座を開設する必要があります。
どちらも一定額までの投資で得られた利益が非課税になる制度ですが、金額や期間などで違いがあります。

大きな違いは、年間の非課税枠と最大期間です。
最大期間とは投資を開始した年から、何年後まで制度が利用できるかということです。
つみたてNISAは毎年40万円をコツコツと20年間積立していくタイプです。
それに対して、NISAは1年で120万円まで投資できて、最大期間は5年です。
つみたてNISAとNISAの口座数の推移
こちらが2014年から2021までの、つみたてNISAとNISAの口座数の推移です。

後発のつみたてNISAの方が、口座数自体はまだ少ないですが、伸びだけみるとつみたてNISAが高くなっています。
つみたてNISAとNISAどちらがおすすめ?
私のおすすめはつみたてNISAです。
理由は以下の通りです。
- 投資できるMAX金額が200万円多い
- クレカ積立投資でポイントが貰える
- 長期投資だから相場のトレンドの影響を受けにくい
- 手数料無料のETFの取り扱いが多い
特に3番の「長期投資~」という理由が大きなメリットです。
NISAの場合は5年間で投資期間が終了してしまいます。
そのため投資を開始した年から株価が下降トレンドになったら、最終的に損失を抱えてしまう可能性があります。
その点つみたてNISAは20年間あるので、ドルコスト平均法などでコツコツ積立投資していけば、途中で何年か下降トレンドがあっても、最終的には利益で終わる可能性が高くなります。
それでは次から、実際につみたてNISAを開始する手順をご説明します。
つみたてNISAは楽天証券がお勧めな理由
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つみたてNISAは多くの証券会社で取り扱っていますが、お勧めは楽天証券1択です。
理由を解説します。
クレカ積立にして1%の楽天ポイント
1番のメリットがこれです。
楽天カード決済の登録をすれば、つみたてNISAで毎月積立てた金額の1%が楽天ポイントになります。
クレカ投資をしている証券会社は他にもありますが、一番還元率が高いです。
そして楽天ポイントは様々なサービスに連携していて、使いやすいのでお得です。
楽天ポイントで積立投資ができる
楽天証券なら、楽天ポイント1ポイントを1円として投資信託の購入が可能です。
楽天グループのサービスをよく利用していて、楽天ポイントを豊富に持っているなら便利です。
取扱い銘柄が多い
楽天証券で取り扱っているつみたてNISAの銘柄数は業界最高水準です。
現在179本の登録があります。(2021/11現在)
つみたてNISA以外の取引も便利
楽天証券はつみたてNISA以外の通常の株式投資や、投資信託、ETF、外国株なども商品が豊富です。
そして手数料も安いので、メインで使える証券会社です。
投資で資産形成を考えるなら、口座開設しておいて損はありません。
楽天証券でつみたてNISAを始める方法

必要な手順は以下の通りです。
- 楽天証券の口座を開設する
- つみたてNISA口座を開設する
- 楽天カードを作る
- クレカ積立設定をする
- 積立する銘柄を設定して、投資を開始する
1.楽天証券の口座を開設する
口座開設を開始する
楽天証券のホームページ内の「口座開設」ボタンをクリックします。

メールアドレス登録後、確認のメールが送信されますのでそちらに記載されたURLから申込みを続けてください。
本人確認書類を提出する
提出する本人確認書類を選択し、アップロードを行ってください。
アップロードの方法は2つあります。
①スマートフォンから

②パソコンから

本人情報を入力する
氏名や住所の登録をします。
スマホで本人確認した場合は、ログインパスワードの登録をします
※ パソコンで本人確認した場合はパスワードの登録はありません。
ログインIDを受け取る
楽天証券の審査が完了すると、ログインIDが送られてきます。
スマホで本人確認した場合は、メールで送られてきます。
パソコンで本人確認した場合は郵送で送られてきます。
初期設定を行う(マイナンバーの提出)
楽天証券ホームページ内の「ログイン」ボタンよりID/パスワードを入力してログインしてください。

ログイン後、取引をはじめる際に必要な暗証番号、ご勤務先情報などの初期設定をしてください。
初期設定は通常、5分程度で完了します。
口座が開設したら、投資資金を入金して取引開始に進みます。
2.つみたてNISA口座を開設する
楽天証券にログインをしたら「NISA つみたてNISA」をクリックして、「はじめてNISA口座を申込む型」をクリックします。

下記の流れに沿って、必要な手続きを行います。

3.楽天カードを作る
楽天カードを持っていなければ、申し込みします。
楽天カードは普通に作るよりも、セルフバックというやり方で作るとポイントが多くもらえるのでお得です。
こちらの記事で紹介しています。
4.クレカ積立設定をする
メニューの「投資信託」⇒「積立設定」の順に進んでください。
下の画面の赤枠でクレジットカードの登録とポイント利用の設定を入れてください。

そして先ほど作成した楽天カードを設定してください。
5. 積立する銘柄を設定して、投資を開始する
続いて、下の図の赤枠のように「投資信託トップ」をクリックして、「積立注文」をクリックしてください。

つづいて積立投資する投資信託を選択します。
下記の画面の一番下の「つみたてNISAから探す」をクリックして、購入したい投資信託を検索します。

おすすめの銘柄はこちらの2つです。
理由は信託報酬が最低水準で、分散性も十分になるからです。
S&P500は世界最強指数とも呼ばれ、過去数十年平均して8,9%の利回りを出し続けてきたモンスター指数です。
プロの証券アナリストが選りすぐった銘柄でも太刀打ちできない、優秀な企業の株価を簡単に分散投資できます。
米国1国だと分散性が足りないので、全世界の企業に投資をする投資信託を併せて運用することをお勧めします。
最後に注文方法です。
下の画面のように積立金額、ポイント利用の選択、分配金コースの選択を入れて注文をします。
積立金額は年間40万円におさまるように毎月の購入金額を設定します。

楽天証券の使い方

つみたてNISAの取引履歴の確認方法
すべての設定が終わると、毎月1回自動で取引されるようになります。
取引の履歴を確認する方法は以下の通りです。
①楽天証券のトップページから「マイメニュー」内の「口座管理トップ」をクリックします

②次に「取引履歴」をクリックして、「投資信託」を選択します

③検索をすると、下記のように取引利益が確認できます。

楽天ポイント設定方法
クレカ積立の設定をすると、つみたてNISAの購入金額の1%が楽天ポイントになります。
ポイントの設定を以下の通りすると、よりメリットがありますのでお勧めです。
- ポイントコース設定:「楽天ポイントコース」
- 投資信託つみたて注文:「すべての利用可能ポイントを使う」
設定方法は以下の通りです。
①トップページから「マイメニュー」を開いて、その中の「ポイント設定・SPU」をクリックします。

②「ポイントコース設定」を「楽天ポイントコース」に設定します

③「ポイント利用設定」の「投資信託 積立注文」を「すべての利用可能ポイントを使う」に設定します

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つみたてNISAのリスク・注意点
株価の暴落が起きて資産が減少する
つみたてNISAで購入できる期間は開始から20年と決まっています。
その間にリーマンショックのような大暴落が起きないとも限りません。
特に積立期間が終わったときに、暴落が起きて資産が半分になってしまうことも考えられます。
もしそうなったら、「せっかく20年かけて築き上げた資産が」とガッカリするでしょう。
そんな場合の対策は、売却せずにさらに保有することです。
積み立て期間が終わっても、非課税期間はまだ20年あるので焦らずに株価が回復するのを待ちましょう。
運用できる商品が限られている
つみたてNISAの対象商品は約200本あるので、一見すると多いように感じますが種類は限定されています。
すべての商品が株式を含んでいて、例えば不動産だけを扱った投資信託や、債券のみで構成された商品はありません。

そのため色々な投資先に分散投資するためには、不動産や債券はつみたてNISAと別に個別で運用する必要があります。
最後に
最後にこの記事をまとめます。
- つみたてNISAは非課税でETFに投資ができるのでお得です
- 一般NISAより長期で積立投資できるので、相場の変動に強いのでお勧めです
- つみたてNISAの口座を開設するなら、クレカ積立ポイントがもらえる楽天証券がお勧めです
- 楽天証券でつみたてNISAを開始するステップは以下の通りです
①楽天証券で口座を開設
②つみたてNISA口座を開設
③楽天カードを作る
④クレカ積立設定をする
⑤積立する銘柄を設定して、投資を開始する - 「楽天ポイントコース」、「すべての利用可能ポイントを使う」に設定します
現在の株式市場は、過熱しすぎていて過去の長い歴史の中で見て割高感が高くなっています。
そんな中で今からつみたてNISAに取り組むことに、リスクを感じるかもしれません。
ですが、それでもつみたてNISAを今すぐ始めたほうが良いです。
理由は、誰にもいつ下降トレンドに入るかは分からないからです。
そしてつみたてNISAは20年続けられる制度だからです。
仮にリーマンショックが起こる直前の2007年から開始していたとしても、2021年の現在まで続けていれば大きな利益を生んでいます。
なのでつみたてNISAを開始してからマイナスになっていても、何にも気にせずに放置しつづけてください。
さらに詳しい投資に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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