マネーフォワードは自動で家計簿をつける画期的なサービスで、利用者は1150万人を突破しました。
実際に登録して使ってみるとその便利さに驚くと思います。
たしかに普通に使っているだけでも便利なのですが、その機能を使いこなすと、ここまで手間がかからないのかと驚くと思います。
プロローグ

マネーフォワードって家計簿付けるだけじゃなくて、資産管理とか家計診断とか色々な機能があるんだね。
知ってた?

そうなんだ。
使いこなすと、お金の管理はすべてマネーフォワードに任せられそうだね。
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- マネーフォワードの基本情報について解説します
⇒マネーフォワードでできること、パソコン版とアプリの違い、有料版の機能 - マネーフォワードの登録方法を説明します
- マネーフォワードを使いこなすコツを説明します
⇒お金の出入りをネット上で完結させる、エクセルと連携させるなど - マネーフォワードで毎月する作業について説明します
- マネーフォワードの便利機能について説明します
⇒家計見える化機能、予算管理機能、資産管理機能など
著者について
- マネーフォワードを3年以上利用して、毎月家計簿を自動で作成・管理しています
- マネーフォワードの利便性を多くの人に伝えるべく、ブログで発信しています
- 節約・副業・投資が趣味で、40歳で資産4千万円オーバーしました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
パソコン版マネーフォワードをシンプルに使いこなす方法

マネーフォワードで出来ること
家計簿を自動作成できる
マネーフォワードはお金の管理を劇的に変えてくれるサービスです。
普段使用するクレジットカードや銀行を登録するだけで、その取引を自動で家計簿に登録してくれます。
これまでのように自分でいちいち入力する必要がありません。
その上、使用した店舗やサービスをもとに「食費」「通信費」「教育費」など自動で仕分けしてくれます。
具体的には、下記のような表が自動で作成されます。

資産管理ができる
マネーフォワードで登録した銀行残高や証券会社の評価額を、リアルタイムで情報をやり取りして資産管理ができます。
特に株式投資やFXなどの取引を複数の証券会社で行っている場合、マネーフォワードで一括で管理が出来るので便利です。
また預金や株、投資信託などの家計に占める比率が、下の表のように見れるため、資産のバランス管理にも適しています。

セキュリティー体制が万全
個人的な金融資産情報を扱っているので、厳重なセキュリティー体制が構築されています。
マネーフォワードへのログインは2段階認証になっている他、通常使用するPCやスマホ以外からアクセスする場合は、スマホで認証が必要になります。
またマネーフォワードにログインした場合でも、金融サービスの取引はできません。
つまり連携している銀行口座の資金を振り込んだり、証券会社の株を売却したりすることはできないのです。
あくまで金融資産の内容を見ることが出来るだけです。
アプリ版とPC版の違い
パソコン版とアプリ版の機能の違い
マネーフォワードはパソコン版とスマホ版がありますが、共通のアカウントで利用できます。
違いは使用できる機能が一部違いがあるということです。
パソコン版でしかできない機能
- 未対応のクレジットカードを登録する
- 家計簿データを出力する
スマホ版でしかできない機能
- レシート撮影
パソコン版をお勧めする理由
私は基本はパソコン版で管理をしていて、スマホ版は情報を外出先で見る時だけ使用します。
理由はクレジットカードで普段から支払っていれば、レシート撮影が不要だからです。
そうするとパソコン版でまとめて管理した方が、手間がかからないのでお勧めです。
無料版と有料版の違い
無料版と有料版の違いは下記の表の通りです。
一見して、多くの機能が利用できるプレミアム会員が便利に思いますが、使い方を工夫すれば無料版で充分だと思います。

まず連携可能数が無料版だと10件ですが、アカウントを増やせば20件以上登録ができます。
(原則1人につきアカウントは1つしか作れませんが、アカウントを増やす方法を後述します)
あとは家計や資産をグラフ化したり、データをダウンロードするサービスが有益なのですが、これも少し工夫すれば自分で対応が可能です。
詳細は別記事で紹介しています。
マネーフォワードを使いこなす準備

アカウント登録
マネーフォワードを利用するには、まずアカウントを作成します。
メールアドレス、性別、誕生日などのプロフィールを入力して会員登録を完了させましょう。
金融機関・サービスを連携させる
銀行口座やクレジットカード、証券会社の登録を行います。
マネーフォワードは2600社以上の金融サービスと連携しています。
特殊なサービスを利用していなければ、すべて連携できると思います。
詳細な手順はこちらの別記事で紹介しています。
マネーフォワードを使いこなすコツ
ネット銀行・証券を利用する
マネーフォワードを使いこなすためには、ネット対応の銀行、証券会社などを利用しましょう。
例えば銀行の口座管理を店舗と通帳で行っている場合は、マネーフォワードと連携ができないからです。
いまどきはどの銀行もネット化されているので、まだ登録していなければ登録をしましょう。
銀行に行かなくても振り込みや残高照会ができて便利になります。
アカウントを複数作成する
無料版の場合、10社の金融サービスとしか連携が出来ませんが、増やす方法があります。
簡単なのは家族にアカウントを作ってもらう方法です。
家族の人数分アカウントが作れるので、連携できる記入機関が増えます。
ただし、違うアカウント同士で情報の連携はできないので注意が必要です。
クレジットカードを使いこなす
普段の支払いや公共料金の引き落としなどは、クレジットカードを利用しましょう。
自動的にマネーフォワードと連携できて、項目を仕分けしてくれるからです。
その他にも現金払いや電子決済よりもメリットが沢山あります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
支出の項目分けルールを決める
支出の項目分けは初期設定でも十分に使用できますが、一部を自分流にアレンジする方法をご紹介します。
例えば収入という大項目には初期設定では、下記のような項目が登録されています。
ですが、例えば「子供手当」は別で管理したいと考えるなら、「項目を追加」で「子供手当」を追加することが出来ます。

そして「分類ルール」で下記のように、子供手当の振込は大項目が「収入」、中項目が「子供手当」というように、ルールを決めれば自動的に登録されるようになります。

このように、自分なりの使い方にアレンジしていくと、ますます使いやすくなります。
エクセルで保管する
有料版と違って、無料版は過去のデータを見られなくなるので、毎月エクセルに張り付けて自分で保管しましょう。
エクセルに貼っておけば、自分で好きなように加工できるようになります。
例えば私の場合は、下記のように年間収支をグラフ化して見やすく管理しています。


毎月1回、マネーフォワードのデータをエクセルに張り付けるだけで永久保存版の家計簿が完成します。
エクセル式家計簿の作り方や機能はこちらで紹介しています。
次の章でその流れを説明します。
マネーフォワードを自作家計簿で使いこなす
毎月1回行う作業の流れは以下の通りです。
- 金融機関、サービス情報を更新する
- 家計を分類分けする
- エクセルに張り付けて家計簿にする
たった3ステップで毎月の作業は完了、時間は5分程度です。
私はマネーフォワードが無かったときには、毎月1時間以上かかっていたので驚異的です。
金融機関、サービス情報を更新する
金融機関・サービスとマネーフォワードの連携エラーが起きていた場合に、更新作業をします。
やることは更新ボタンをクリックして、銀行などにログインするだけです。
家計を分類分けする
家計の項目で初めて利用したお店や、マネーフォワードに登録のないサービスを利用した場合などに、項目が「未分類」になっています。
それらを適切な項目に仕分けする必要があります。
エクセルに張り付けて家計簿にする
最後にエクセルに張り付けて完成です。
張り付けたデータは自分の使いやすいように加工します。
詳細な方法は別記事で紹介していますので、こちらをご覧ください。
マネーフォワードの便利機能を使いこなす
マネーフォワードにはこれまでに説明した以外にも、便利な機能が沢山あるので紹介します。
楽天、アマゾンと連携する
マネーフォワードと楽天、アマゾンを連携すると、購入したものを仕分けしてくれます。
普段よく楽天やアマゾンを利用している人には便利な機能です。
詳しくはこちらの記事で、連携方法を説明しています。
収支内訳機能で家計見える化
下記のように「家計」から「収支内訳」に進むと、家計の詳しい内容を見ることが出来ます。

その中で、支出を円グラフにしたものを見ることができます。
支出のバランスが一目でわかるので便利です。

予算機能で家計の使い過ぎをチェック
下記のように、「予算」から「予算の進捗」に進みます。

各項目ごとの予算を自分で設定すると、下記のように自動で予算と実績を比較できます。
緑の部分が予算より少なくなっていて、赤い部分がオーバーしたところです。

資産管理機能で資産を見える化
下記のように「資産」から「資産内訳」に進みます。

そうすると下記のように、資産の総額や内訳が一目で分かるようになっています。

アラート機能で入出金をリアルタイムで把握する
下記のように「設定」から「メール配信設定」に進みます。

その中でアラートメールの設定をすると、設定以上の入出金があったときにメールで通知してくれます。
カードで大きな出費があるときに、銀行の残高不足にならないように事前に気付くことが出来ます。

このようなメールが届きます。

メール通知機能で毎週家計をチェックする
同じく「設定」から「メール配信設定」の中に「ウィークリーメール」という項目があります。
これは毎週土曜に、入出金や資産情報をメールで自動送信してくれるサービスです。
忙しくてパソコンでチェックできないときなどに重宝します。

メール このようなメールが届きます。

グループ機能で金融資産を分けて管理する
下記の「設定」内にある「グループ設定」を行うと、連携した金融機関やサービスの中で、特に分けてみることが出来ます。

例えば、銀行と証券会社を利用している場合に、生活費と資産運用を分けてみたい場合などに、グループを分けると便利です。
銀行の外貨預金や投資信託と証券会社の口座を1つのグループに登録すると、そのグループだけの資産の増減を管理できます。

最後に
マネーフォワードを使いこなすコツについてまとめます。
基本的な考えたかは、ネット上でお金の出入りを可能な限り完結させることです。
例えば支払い、引き落としはクレジットカードに統一する、ネットバンク・証券を利用するなどです。
またマネーフォワードは無料版でも、エクセルと一緒に使えば有料版と変わらない機能を発揮できます。
むしろエクセルにコピーした方が、自分が使いやすいようにデータを加工できてお勧めです。
私の場合は毎月5分の作業で、家計作成から年間収支を管理するまで完成させています。
下記の記事で、具体的な手順や方法を説明していますので、興味があればお読みください。
さらに詳しい家計簿に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事があれば、こちらから是非お読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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