バンガード・ヘルスケアセクターETF「VHT」がおすすめの理由とは 年収500万円家族が1年で150万円貯めるブログ

バンガード・ヘルスケアセクターETF「VHT」がおすすめの理由とは

ETF

コロナウイルスの拡大によって医薬品業界が一躍脚光を浴びることになりましたね。

おおげさないい方ですが、人類の歴史はウイルスとの戦いの繰り返しだと思います。

そう考えると、医療関連の業種ってすごい安定して有望な業種じゃないでしょうか?

ヘルスケアセクターのETFは、そんな業界に属する企業を網羅したETFです。

プロローグ 

アヤカ
アヤカ

ワクチン接種が進んでいる国で、変異種が広がっているみたい。

ワクチンを打っても、安心はできないのね。

ユウタ
ユウタ

そうだね。

ワクチン接種がひと段落してもコロナ騒動は終わらなそうだよね。

だから医療分野の企業は今後すごい伸びるかもしれないね。

アヤカ
アヤカ

たしかに新種の病気が無くなることは無いし。

先進国は軒並み高齢化が進んでいるもんね。

この記事の内容を読むとこんなことが分かります。

①ヘルスケアセクターとはどんな業種か?なぜ今後有望なのか?

  • ヘルスケア機器や医薬品、医療サービスを提供する企業です
  • 人口増加、高齢化社会、新種ウイルスなどで成長し続けている業界です

ヘルスケアセクター ETFの「VHT」とは?

  • 米国に上場する医療分野の企業505社に投資しています
  • S&P500を上回る利回りを達成しています

③「VHT」以外のサーバーセキュリティETFと比較した結果は?

  • 同じヘルスケアセクターのETF(XLV、IXJ)と比較しました
  • 利回り、管理費ともに「VHT」がおすすめです

著者について

  • 株式投資経験は15年以上、個別株・投資信託・ETF・Jリートの取引履歴が多数あります
  • 節約、副業で貯めた資金をコツコツ投資、40歳で資産は4000万円オーバーしました
  • 楽天証券で「VHT」に2020年から投資を開始しました

・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。

著者うなぎのプロフィール
  • 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
  • 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
  • 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
  • 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
  • 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中



バンガード・ヘルスケアセクターETF「VHT」がおすすめの理由とは

ヘルスケアセクターとは

ヘルスケアセクターとは以下のような分野を扱う業種のことです。

  • 病院や家庭用のヘルスケア機器、ヘルスケア用品を製造する企業
  • ヘルスケア関連サービスを提供する企業
  • 医薬品の研究開発を行う企業
  • バイオテクノロジー製品の研究・開発・製造・マーケティング

ヘルスケアセクターが注目される理由

コロナウイルスで最も注目されている

コロナウイルスで医療分野の重要性が高まっています。

世界的な感染者数は以下の通りで、2021年4月には感染者数は約600万人、死者は約10万人にも上っています。

(出展:厚生労働省 検疫所)

ワクチン会社であるファイザーやモデルナの他にも、医薬品、除菌サービスなど関連サービスまで成長が見込まれます。

人口増加や高齢化

国連が2017年に発表したデータで世界人口の増加、先進国の高齢化などが予想されています。

先進国では高齢者の医療費が増加すること、新興国では先進医療化が普及するため、ヘルスケアセクターの高い成長が予測されています。

ヘルスケアセクターの高い成長率

Bloomberg社のデータによると、ヘルスケアセクターの業績予想は高い成長が予想されています。

景気に影響を受けにくい業種のため、大きく予想がずれることはないと考えられます。

(出展:SBI証券)

ヘルスケアセクターに関するETF(VHT、XLV、IXJ)の比較

日本国内の証券会社で購入できる3つのヘルスケアセクターETFを紹介します。

ヘルスケアETFの比較(VHT、XLV、IXJ)

ヘルスケアセクターに属する「VHT」、「XLV」、「IXJ」の基本情報は以下の通りです。

資産規模や分配金では「XLV」が「VHT」より高くなっていますが、経費率や平均年間利回りは「VHT」が上回っています。

「IXJ」はいずれの項目でも有利な点が見つけられませんでした。

ヘルスケアETF構成銘柄の比較(VHT、XLV、IXJ)

組入れ企業の比較

上位10社の構成比率と比較した表を示します。

構成銘柄の上位を色塗りした結果、3銘柄とも同じ企業が入っていました。

いずれも大きな違いはないようです。

ヘルスケアETFの運用利回り比較(VHT、XLV、IXJ)

それでは運用利回りを比較します。

下記のグラフの青線が「VHT」、オレンジ線が「XLV」、水色線が「IXJ」です。

ヘルスケアETFでおすすめはVHT

同じ構成銘柄でも「VHT」の上昇が大きく、運用利回りに差が見られます。

今後の利回りがも「VHT」が上回るかは不明ではありますが、経費率が低いことを加味しても、「VHT」が有利ではないでしょうか?

VHTを購入できる証券会社

以下の証券会社でVHTを購入することができます。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

おすすめは楽天証券で、その理由はこちらの記事で解説しています。

バンガード・ヘルスケアセクターETF「VHT」とは

おすすめのETF「VHT」について詳しく解説しています。

ヘルスケアセクターETF「VHT」の基本情報

医療またはヘルスケア製品、サービス、テクノロジー、または機器の提供に関与する企業505社に分散投資したETFです。

基本情報は下記の通りです。

ヘルスケアセクターETF「VHT」のチャート

VHTのチャートは以下の通りです。

ヘルスケアセクターETF「VHT」の構成銘柄

①業種別の割合

医療分野の中では以下のような割合で構成されています。

今後の成長が期待されるバイオテクノロジー、安定成長を続けるヘルスケア機器、医薬品などが多いですね。

②保有企業上位10社

具体的な企業名は以下の通りです。

日本でもなじみのある企業がいくつか入っています。

1位に入っているジョンソン&ジョンソンは、有名投資家のウォーレンバフェットの最大保有銘柄の1つです。

③構成銘柄の特徴

VHTの構成銘柄は386銘柄と多く、分散性が高いのが特徴です。

その中で上位に入る銘柄いくつかの特徴をご説明します。

  • ジョンソン&ジョンソン
    世界的な医療品・機器や医薬品メーカーで、市販品から業務用まで幅広く展開
    バンドエイドやリステリン、コンタクトレンズなど馴染みのある商品が多い
  • ユナイテッドヘルス・グループ
    アメリカに本社のある医療保険やヘルスケアサービスの企業
    アメリカ最大の医療保険サービスを提供している他、医療用データ提供サービスが好調
  • アボット・ラボラトリーズ
    おもに心臓血管関係を中心にした医療機器の販売メーカー
    ペースメーカーや心電図モニター、心臓ポンプなどを取り扱っている

ヘルスケアセクターETF「VHT」とS&P500のパフォーマンス比較

米国の主要企業で構成される株式指数「S&P500」と連動するETFである「VOO」と比較してみます。

短期パフォーマンスの比較

まずは直近の利回りを比較します。

比較期間は2019年から2021年の間です。

こちらがその結果です。(青線が「VHT」、オレンジ線が「VOO」)

直近の利回りではS&P500のパフォーマンスが良好です。

長期パフォーマンスの比較

次は長期のパフォーマンス比較です。

比較期間は2004年から2021年の間です。

こちらがその結果です。(青線が「VHT」、オレンジ線が「VOO」)

チャートは同じような動きをしていますが、最終的な利回りは「VHT」が上回っています

経費率が「VHT」が0.1%、「VOO」は0.03%ですが、経費率を加味しても「VHT」が有利です。

ヘルスケアセクターETF「VHT」の分配金

年間分配金の推移

2011年から2020年までの分配金利回りの推移です。(棒グラフが分配金利回り)

(出展:haitoukabu.com)

2011年から2019年までは分配金利回りは上昇していましたが、2020年はコロナウイルスの影響で下がっています。

10年間で平均すると、約1.6%程度の利回りになっています。

増配率の推移

年間の配当金の増減を表す増配率の推移は、下記の通りです。

  • 2017年:13.9%
  • 2018年:9.7%
  • 2019年:9.8%
  • 2020年:62.9%
  • 2021年:-25%

それでは次の章でヘルスケアセクター関連の他のETFと比較してみましょう。

ヘルスケアセクターETF「VHT」の騰落率

過去10年間の騰落率は以下の通りです。

平均では約15%となっています。

最後に

最後にこの記事をまとめます。

  • ヘルスケアセクターは世界的な医療分野の成長が見込めるため今後有望です
  • 「VHT」は505社の医療分野企業に分散投資していて、医療分野の成長の恩恵を安定して受けられます
  • 「VHT」はバイオ・ヘルスケア機器・医薬品に多く投資をしています
  • 「VHT」はS&P500のETFより利回りが高く、経費率の高さ以上にメリットを出しています
  • 同じヘルスケアセクターETFには「XLV」「IXJ」があります
  • 「VHT」は経費率が低く、利回りが高いためお勧めです

ETF投資でよく勧められている方法としてS&P500に集中投資するやり方があると思います。

もちろん過去の実績を見ても、その方法で8%を超えるリターンを出してきているので、今後も大きな期待がもてる方法です。

一方でS&P500の中にも、成長性が衰えてきた業種の企業が多く含まれていることを考えると、ヘルスケアセクターに特化したETFに資金を一部回すのもありだと思います。

さらに詳しい投資に関する知見をこちらの記事でまとめています。

このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。

一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。

良かったら気になる記事を読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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