普段の買い物や公共料金の支払いを現金で払っていると、自分が以前に何にお金を使ったか分からなくなりませんか?
しっかり管理しようとして、すべてのレシートを保管しておくのは非常にかさばります。
クレジットカードで支払いをすると、家計簿を自動で付けられたり、ポイントが貯まったり、メリットが沢山あります。
プロローグ

最近、スマホ決済やクレジットカード決済する人が増えているんだって。
海外ではもう現金を持ち歩かない人が多いらしいね。
日本もそうなっていくのかな。

そうだね。
現金を持ち歩かない生活は楽だし、便利だよね。
そしてスマホ決済を使う人が増えているみたいだけど、おすすめはクレジットカードだな。
理由を説明するね。
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
・クレジットカードで支払うメリットを解説しています
- ネットで記録が残る
- ポイントが貯まる
- 財布がかさばらない
- マネーフォワードで自動家計簿が作れる
・クレジットカードを使った支出管理の方法を解説しています
- クレジットカードを作る
- 家族・ETCカードを作る
- 引き落としの設定をする
- マネーフォワードに登録する
- 毎月家計簿をつける
・クレジットカードで支払うデメリットを説明しています
- 口座残高が足りないとトラブルになる
- カードを不正利用される
- ポイントの有効期限が切れる
- リボ払いで損をする
著者について
- マネーフォワードとクレジットカード決済で毎月5分で家計簿を3年以上つけています
- セルフバックやポイントサイト経由でクレジットカードを毎年作っています
- 自動家計簿で節約を身につけて、資産運用する情報をブログで紹介しています
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
家計簿の支出管理はクレジットカードとマネーフォワードが超便利!

クレジットカードで支払うメリットとは
クレジットカードはネットで記録が残る
クレジットカードで支払うと、クレジットカード会社のデータに支払い情報が記録されます。
「支払い日時」「支払い内容」「支払い金額」などの情報がネットでいつでも見られるようになります。
あとから家計簿につけるために、レシートを取っておく必要がありません。
支出管理が非常に簡単になります。
クレジットカードはポイントが貯まる
クレジットカードの種類によりますが、支払った額の0.5%~1%程度のポイントがもらえます。
「1%なんて大した金額じゃないな」と思って毎回現金で払っていると、年間だとかなり損をしています。
例えば、4人家族の1年間の平均消費額は約360万円なので、すべてクレジットカードで払っていれば3万6千円のポイントになっています。
ちなみに最近、利用が増えている電子マネー(PayPayや楽天ペイなど)では、ポイント還元率が0.5%なので、クレジットカードがお得です。
クレジットカードだと財布がかさばらない
現金で生活していると、財布の中身がかさばりませんか?
特に小銭が気が付いたら溢れていて、カバンやポケットに入れるとずしっと重くなったりします。
支払いのたびに、小銭を1枚1枚数えて渡すのも時間がかかります。
クレジットカードならカード入れに収まって、支払いも一瞬です。
マネーフォワードで連携して家計簿を自動作成できる
マネーフォワードとは
簡単に説明をすると以下のようなサービスです。
- 2,000を超える金融サービスと提携している家計簿アプリ
- 銀行口座、クレジットカード、証券会社も一括で管理ができる
- 使ったお金の項目(食費・光熱費など)を自動で振り分け
- 無料版の機能でも家計簿の作成が便利になる
- スマホ決済は一部のみ対応
専用アプリもしくはホームページにログインすると、自動で作成された家計簿をリアルタイムで見ることができます。
ただし、スマホ決済の連携は一部のみ(au PAY 、d払い、LINE Pay)です。
専用アプリはこちらのリンクからご確認ください。
マネーフォワードのメリット
クレジットカードをマネーフォワードに登録しておくと、使った内容に応じて勝手に仕分けしてくれます。
私のマネーフォワードのページから一部コピーした画像がこちらです。

スーパーで使った項目なら「食費-食料品」、レストランで使った項目なら「食費-外食」、ガス会社と電気会社なら「水道光熱費-ガスまたは電気代」というように、自動で仕分けしてくれます。
これらは私が入力したのではありません。
マネーフォワードの詳細は後述します。
クレジットカードとマネーフォワードは連携できる
クレジットカードとマネーフォワードを連携させると、家計簿作成がとても楽になります。
なぜかというと、クレジットカードで支払った内容を自動登録してくれるからです。
こんな感じです。

つまり自分で「食費」や「日用品」と入力しなくても、使用した内容に合わせて自動で選択してくれます。
いちいち手入力や手書きの家計簿だと、この作業って大変ですよね。
マネーフォワードとクレジットカードを使った支出管理の方法
手順は以下の通りです。
STEP1:クレジットカードを作る
STEP2:家族カード、ETCカードを作る
STEP3:引き落としの設定をする
STEP4:マネーフォワードに登録して、設定をする
STEP5:毎月家計簿をつける
クレジットカードをすでに持っている人も、お得な作り方を紹介するので、興味があれば飛ばさずに読んでみてください。
STEP1:クレジットカードを作る
ポイントサイトで作る
クレジットカードを作る時に、カード会社からポイントが貰えることがあります。
それをポイントサイト経由でクレジットカードを作ると、ダブルでポイントをゲットできます。
こちらのECナビというポイントサイトでは、様々なクレジットカードでポイントがもらえるサービスがあります。
登録、年会費すべて無料です。
画像では載せきれないくらい、実際にはもっと多くの種類があります(リンク先参照)

セルフバックで作る
方法は同じですが、こちらはアフィリエイトサイトを経由してクレジットカードを作る方法です。
一番おすすめのアフィリエイトサイトはA8.netです。
ポイントサイトと同様に、多くの種類のクレジットカードで対応をしています。
アフィリエイトに興味が無くても、クレジットカードを作るだけでもOKです。
こちらの記事でクレジットカードの申し込み方を詳しく説明しています。
おすすめのクレジットカード
メインの支払いに使用するカードはポイント還元率で選ぶと良いです。
1%以上はあるものが良いです。
もし同じ還元率のカードがあれば、良く利用するお店やサービスのカードを作ると追加特典があったりします。
以下にお勧めを紹介します。
還元率1%以上でお勧めのクレジットカード
- 楽天カード:楽天のサービスを良く利用するなら、楽天市場の支払いでポイント加算
- ヤフーカード:ヤフオクで特典があります。PayPayに唯一チャージできるカード
- ドコモdカード:ahamoユーザーなら+1Gサービス。携帯修理保証つき。
STEP2:家族・ETCカードを作る
家族カード、ETCカードを作っておくと、クレジットカード決済する機会が増えます。
家族にも買い物したときは、家族カードで支払ってもらうようにしておけば、いちいち後から確認する必要がありません。
ETCカードを作っておけば、高速道路料金も自動仕分けできるようになります。
クレジットカード会社の各申し込みページより申し込みができます。
引き落としの設定をする
クレジットカードを作ったら、公共料金などの定期的に引き落としのあるサービスに設定をしましょう。
クレジットカードで引き落としできるのは以下のようなものです。
- 光熱費:電気、ガスなど
- 通信費:携帯電話、インターネットサービス、NHK受信料など
- 日用品:アマゾン、メルカリ、楽天、ネットスーパーなど
- 保険:自動車保険、生命保険など
- 養育費:塾や習い事など
- その他:証券会社(投資信託や積立NISA)
それぞれのホームページなどに、設定の仕方の案内があるので、是非ご確認ください。
マネーフォワードに登録して設定をする
マネーフォワードでアカウントを作って、クレジットカードを登録します。
それが完了すると、自動的に仕分けできるようになります。
アカウントの作り方や、クレジットカードの登録方法、仕訳された家計費の見方はこちらの記事で詳しく説明しています。
毎月家計簿をつける
自動仕分けができるようになれば、あとは毎月家計簿をつけるだけです。
無料会員のマネーフォワードのデータは1年以内に削除されてしまうので、私はエクセルにコピーして管理しています。
エクセルで家計簿をつけると、自動でグラフ化して家計の使い過ぎを一目で分かるようになるメリットもあります。
こちらの記事で詳しく説明をしています。
クレジットカードで支払うデメリット
引き落とし口座の残高が足りないと督促状が来る
クレジットカードの引き落とし日に口座の残金が不足していると、後日督促状が来てコンビニなどで振込することになります。
それだけなら問題ありませんが、同じ間違いを繰り返したり、督促状を無視しているとこんなことになります。
- 金融機関が持っているブラックリストに載る
- 延滞金に金利が積み重なる
- クレジットカードが利用停止になる
- 他のクレジットカードが審査で通らなくなる
こういったトラブルにならないように、口座残高に注意しなければいけません。
トラブル回避のためには、給与の振込口座を登録することをお勧めします。
クレジットカードを紛失して悪用される
不正利用の場合には、本人に支払い義務はありません。
ただし、カードを紛失したり、不正利用されていると気づいた場合は、カード会社にすぐ連絡する必要があります。
支払いの義務がないとはいえ、カードは使用停止処置して使えなくなるので、自己管理をしっかりしましょう。
ポイントの有効期限が切れて使えなくなる
クレジットカードを使って貯めたポイントは、多くの場合は有効期限があります。
そのカードによって期間は変わるので、使用しているクレジットカードの有効期間は確認しましょう。
また有効期限を切れないようにする方法として、ポイントを自動で使用する仕組みにしておくと良いです。
例えば楽天カードでポイントを貯めるのであれば、楽天モバイルの支払いを楽天ポイントに設定できます。
リボ払いで損をする
リボ払いはクレジットカード会社に金利や手数料を払うのでやめましょう。
月々の支払いが定額にできるなど、一見メリットがあるように思いますが、そうではありません。
クレジットカードを使用していると、カード会社から再三メールなどで、リボ払いを勧めてきますので注意してください。
またリボ払いの設定をしていると、自分の支払い能力を超えてお金を使えてしまうので危険です。
クレジットカードを作る時に、リボ払いの設定をしないようにしましょう。
最後に
最後にこの記事をまとめます。
・クレジットカードで支払うメリットは以下の通りです
- ネットで記録が残る
- ポイントが貯まる
- 財布がかさばらない
- マネーフォワードで自動家計簿が作れる
・クレジットカードを使った支出管理の方法は以下の手順で行います
- クレジットカードを作る
- 家族・ETCカードを作る
- 引き落としの設定をする
- マネーフォワードに登録する
- 毎月家計簿をつける
・クレジットカードで支払うデメリットは以下の通りです
- 口座残高が足りないとトラブルになる
- カードを不正利用される
- ポイントの有効期限が切れる
- リボ払いで損をする
支出の管理をするようになって、我が家は家計費を大幅に減らすことができました。
その理由は、無駄な出費や使い過ぎが一目で見えるようになったこと、毎月一度の節約意識を高められるなど、家計簿の持つ見えない効力のおかげです。
とくに無理して節約したわけでもなく、勝手に出費が減っていった感覚です。
それくらい、意識せずに私たちはお金を使っています。
さらに詳しい家計簿に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事を読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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