WEBライターはスキルが無くてもいきなり始められる副業というイメージはありませんか?
たしかに実際に初心者歓迎の仕事は多くあります。
ですが、そういった案件は単価が低いので時給換算すると100円にも満たないパターンもあります。
どうしたら初心者から始めて稼げるようになるのでしょうか?
プロローグ

コロナの影響で今月から残業が無くなっちゃったよ。
隙間時間でできる副業って何かいいものないかなー・・

そうね。
友達でWEBライターをやっている人がいるけど、どうかな?
主婦でスキルが無くてもやれるみたいよ。

WEBライターかー。
どんな仕事なんだろう。
初心者だとどれくらい稼げるのかな、
この記事の内容を読むとこんなことが分かります。
- WEBライターの仕事内容やメリット・デメリットを説明します
- WEBライターの収入の実態が判明。最も多いのは月5千円以下です。
- WEBライターが稼げない大きな理由はスキル不足です
- 初心者WEBライターが収入を上げる方法11選を説明します
- さらに高単価のWEBライターを目指す方法を説明します
- (補足記事)副業WEBライターが確定申告で節税する方法を説明します
著者について
- 本業はサラリーマン、節約・副業・投資の3本柱で資産4千万円を達成しました
- クラウドワークスで1年間のWEBライター実績があります
- サラリーマンですが隙間時間だけで月5万円の副収入を実現しています
- WEBライターの時給を1年で300円から3000円まで上げた実績があります
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
副業WEBライター初心者が収入を上げる方法10選!

WEBライターとは
WEBライターはWEBサイト上の記事を企業などのクライアントから依頼されて書く仕事です。
記事の対象は幅広く政治・経済、金融、産業、健康・美容、エンタメ、生活、スポーツなど多種多様です。
WEBライターと紙媒体のライターとの違いは文章の書き方の特徴です。
WEBライターにはインターネット上で膨大な情報量が飛び交う中で、自分の記事を見つけてもらうための技術(SEO技術)が求められます。
サラリーマンの場合、本業の知識やスキルを活かしてWEBライターを始められるのでお勧めです。
下の記事で詳しく解説しています。
WEBライターのメリット/デメリットは?
メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 隙間時間でできる
- 本業の経験を活かせる
- 節税ができる
- 経験を積むと単価が上がる
- 定年後に続けられる
デメリット
- スキルが無いと稼げない
- パソコンと向かいっぱなし
いきなりドカンと稼げるようになる仕事ではありません。
コツコツ地道に作業を続けられる人向けです。
WEBライター初心者の収入の相場は?
WEBライターの収入の実態
実際の副業WEBライターの収入は以下のようなものです。

一番多いのは月収5千円以下という結果ですが、この結果を見てどう思いますか?
しかもこちらは初心者ではなくて、すべての副業WEBライターを対象にしたアンケート結果です。
結構厳しい現実が分かるのではないでしょうか?
WEBライター初心者の収入は
初心者WEBライターだけに限定したアンケートの結果はありません。
ですが、アンケートをするまでもなく、先ほどのアンケートの下位にいると考えていいでしょう。
なので月5千円稼ぐのでも容易ではないと言えそうです。

WEBライターって稼ぐの厳しくない?
副業として魅力あるのかな?
ではWEBライターは副業として当てにならないのでしょうか?
初心者だった私の最初の仕事
かくいう私も最初の1か月間の時給は300円でした。
最初の仕事は自分が経験した副業体験を3000字にまとめるものでした。
文字単価は0.8円で、完全な初心者の割に高額の案件を受注できて喜んでいました。
ですがいざ始めると自分の考えを文章にまとめるのに時間がかかるし、WEBライティングの基本が無いので何度も訂正が必要でした。
結局8時間かけて記事を書きあげて、検収してもらえたのですが、時給換算すると300円かとショックを受けたのを覚えています。
WEBライター初心者が稼げない理由
私がWEBライターを始めたときは最初のひと月の収入は約5千円でした。
それが現在月5万円まで収入を増やすことができています。
収入が増えていった要因は何だったのでしょうか。
初期のころの自分を振り返ってみて、稼げなかった理由を洗い出してみました。
- SEOライティングが出来なかった
- セールスライティングが出来なかった
- ワードプレスが使えなかった
- 自己アピールが出来ていなかった
- 仕事の探し方に問題があった
これらのことを徐々に学んでいくにつれて、高単価な仕事を受けられるようになりました。
それでは次の章でどういうステップを踏めば稼げるようになるか解説していきます。
WEBライター初心者が収入を増やす方法

ライティングスキルを身につける編
SEOライティングを身につける
SEOライティングとは膨大な量のWEBサイトから、自分の記事を見つけ出してもらう技術です。
WEBライター特有のスキルでこれができるかできないかで、仕事の単価が断然違います。
初心者でも分かりやすくSEOライティングを理解できるように解説したサイトを紹介します。
「沈黙のWebライティング」というサイトです。
潰れそうな温泉旅館を舞台にして、SEOライティングを学んで集客していくという漫画です。
こちらから無料で読むことができます。
ただし読破するには5~10時間かかる内容です。
こちらの記事で簡単に内容をまとめてあります。
こちらが書籍版です。
カテゴリー別の書籍ランキングで継続して1位を取り続けていますので、SEOライティングのバイブルと言えます。
WEBライティングに関する書籍はたくさん出版されていて、中でも私が参考・勉強になった本をこちらで紹介しています。
ちなみにですが世の中にはWEBライティングを学ぶための高額教材や、講座があってネット上で紹介されています。
個人的な感想をいうと、市販の書籍で十分なので高額をかける必要はありません。
セールスライティングを身につける
セールスライティングとは心理学に基づいて、読者が商品の購買意欲を湧くような文章を書く技術です。
セールスライティングができると下記のような高額案件に応募ができます。

WEBライティングを覚えるのが優先ですが、こちらも出来るようになると収入を上がります。
ワードプレスを使えるようになる
ワードプレスとはサイトやブログを作成するための管理ツールです。
世界中のWEBサイトのおよそ4分の1がワードプレスで作られています。
なのでWEBライターの仕事の依頼の中にはワードプレスで記事を書いたり、イラストや画像を入れたり、編集をして納品する仕事が結構あります。
単純に文章を書くだけよりもクライアントの手間が省け、重宝されるため仕事の単価が上がります。
「ワードプレス 使い方」で検索すれば丁寧な解説記事が沢山見つかるので、一度見てみてください。
youtubeにもワードプレスの使い方を1から解説している動画が沢山あります。
優れたブログをたくさん読む
書籍などでWEBライティングの基礎を学んでも、実際のブログに触れることは大切です。
グーグル検索で競合が多いキーワードでも上位に入るブログは、SEOが出来ているブログなので是非読んでみてください。
文章スキルだけでなく、ページのデザインやレイアウトも勉強になります。
読者にとって読みやすい記事とは外観も大切ですよね。
ブラインドタッチを身につける
WEBライターが収入を上げる方法は文字単価を上げること、そして文字入力のスピードを上げることです。
ブラインドタッチを身につけると、1時間当たりに書ける文字数が飛躍的に上がります。
本業でも大いに役立つのでお勧めです。
私は大学生のときにタイピングソフトを使って習得しました。
ゲーム感覚でブラインドタッチが身につくのでお勧めです。
Amazonのランキング上位のタイピングソフトがこちらです。

お勧めはレビュー数が圧倒的に多く、Amazonランキング1位を取っているこちらのソフトです。
仕事の受注段階 編
プロフィールを作りこむ
クラウドワークスなどに登録すると、まず自分のプロフィールを入力します。
その内容を見てクライアントが仕事を依頼するか判断する大切な要素です。
相手にわかりやすく、アピールをしましょう。
例文をこちらに載せます。
(例文)

提案分の書き方を工夫する
提案分とは仕事に応募する時に相手に送るメッセージです。
「メッセージ」は自分の意気込みを記入するよりも、なぜ自分がその仕事に向いているか、その仕事に選ばれるとクライアントにどんなメリットがあるかを意識して書きましょう。
例文をこちらに載せます。
実際に私が文字単価2円以上の案件を受注したときの応募文です。
(例文)

技術が身につく依頼に応募する
依頼案件の中には「初心者OK。SEOの知識が無くても指導します」というような案件があります。
このような応募は単価は安いのですが、記事を書きながらSEOライティングを学べます。
記事作成用にクライアントが用意してくれたテンプレートを見るだけでも勉強になります。
それと単価の安い、誰でもできる簡単な仕事は受けない方が良いです。
ただ単純に与えられたキーワードを検索して、出てきたサイトの文章を組み合わせたり、表現を変えたりして完成する仕事では、どれだけやっても自分のスキルは伸びません。
自分の専門分野で依頼を探す/専門分野を作る
文字単価の高い仕事を受注するためには、他のWEBライターと差別化が必要です。
例えば「節約」、「生活の知識」のような誰でも対応できるような分野だと、応募が多く単価が低くなります。
それよりも自分の本業の知識を活かせる案件を探してください。
私の場合は仕事が技術職なので、「電子工学」「自動車」などの依頼を探します。
そうすると応募人数が限られています。
そしてもし他の応募者の方がキャリアが長くても、「何でも書きます」「得意分野はエンタメ、グルメ」というWEBライターより、「ライターキャリアは短いですが、本業で電気回路設計をしています」と初心者の私が言えば、基本的に初心者でも本業者が採用されます。
もし「そんな専門知識無いよ」という場合は、地道ですが専門を育てていくことをお勧めします。
最初は単価が安くても我慢して、特定の分野の記事だけを請け負って、勉強しながら記事を書いていってください。
単価の高い案件に挑戦する
単価の高い案件はクライアントの要求が高くなります。
ネット上の記事をまとめて完成という仕事では無く、自分で記事の構成や文章を考える必要があります。
ハードルの高い記事を書くには文章レベルを上げる必要があり、必然的に良い練習になります。
また記事を納品してから、修正を依頼されることがあって、どこがどう問題があったのか知ることで勉強になります。
仕事道具にこだわる
スキルからは離れますが、集中してライティングができる環境を整えましょう。
・使用するPCのモニターサイズは十分か。
⇒執筆エリアと検索エリアを左右に並べられるようにしましょう
・マウスやキーボードは長時間使っていて疲れないか
・机の高さが合っているか
⇒首や肩や腰痛になると、仕事自体続けられません
WEBライターを開始してすぐにそろえる必要はありませんが、稼げるようになったら徐々に用意しましょう。
記事を書くスピードがぐっと上がり、長時間の作業でも疲れが少なくなりますよ。
WEBライター初心者が高収入を目指すには?
継続案件をこなして文字単価UPを交渉する
応募する案件は長期で続けられるものを探しましょう。
見極め方としては、案件のテーマがすごく狭い分野で特定な内容でないことが大事です。
その場合、長期の仕事ではない場合があります。
長期のテーマというのは例えばビジネス関連なら「ビジネス関連の悩み」だとか、金融関係なら「株式投資の企業分析」のような、常に尽きないようなテーマです。
そういった案件を長期で続けていくと、成果を出し続ければクライアントに認められて単価UPが期待できます。
クラウドソーシングを離れて、直接仕事を請け負う
実績を積んでクライアントから気に入られると、直接仕事の依頼をされることがあります。
クラウドワークスでは間に高額な手数料がかかっているので、直接発注したほうが安くなるからです。
そのためにはクライアントとの間にしっかりした信頼関係を築くことが大切です。
おすすめの方法はクライアントのニーズを満たす仕事をし続けることです。
そのためには自分が執筆した記事にたいして、どこが良くなかったかを問い合わせて、素直に受け入れる姿勢を見せることが大切です。
ライターに発注してマネジメントを手掛ける
もう1段階上のWEBライターは自分で記事を書くだけではなく、クライアントに依頼された記事をクラウドソーシングなどで発注をして別のライターに書いてもらっています。
その記事が品質を満たしていなければ、ライターに修正をお願いするなどマネジメントに徹します。
自分で記事を書くだけのときよりも、より多くの依頼をこなせるようになるので収入が増えます。
(補足)WEBライターが節税で収入を増やす方法
WEBライターを副業でしている場合に、収入を増やす方法には節税という手もあります。
具体的には税務署に開業届を出して、個人事業主となる方法です。
WEBライターの収入に関係なく、年間で約15万円節税することができます。
詳しくは別記事を用意してありますので、興味があれば読んでみてください。
最後に
最後にこの記事をまとめます。
- WEBライターとはWEBサイト記事を作成する仕事です
- WEBライターは隙間時間で出来てスキルを磨けば、収入が上がっていきます
- 副業WEBライターの収入は月5千円以下が一番多いので、初心者ライターも同様です
- 初心者ライターが稼げない理由は以下の4つです
- SEOライティングが出来なかった
- セールスライティングが出来なかった
- ワードプレスが使えなかった
- 自己アピールが出来ていなかった
- 仕事の探し方に問題があった
- 初心者ライターが稼げるようになるには10個の方法があります
- SEOライティングを身につける
- ワードプレスを使えるようになる
- 優れたブログをたくさん読む
- ブラインドタッチを身につける
- プロフィールを作りこむ
- 提案分の書き方を工夫する
- 技術が身につく依頼に応募する
- 単価の高い案件に挑戦する
- 単価の高い案件に挑戦する
- 仕事道具にこだわる
WEBライターを1年間やってみての感想ですが、副業として選んで正解だったと感じています。
本業の知識を活かせるし、逆に本業で役立つスキルが身に付いたりします。
せっかくWEBライターを選んだのなら、月5万円くらいは安定して稼げるようになると、生活にもゆとりができますし、定年後の生活も安心できますよね。
是非WEBライティングのスキルを身につけて、安心でゆとりある生活を手に入れましょう!
こちらの記事で副業に関する、さらに詳しい知見をまとめています。
このブログでは節約・副業・投資に関する資産形成に役立つ情報を紹介しています。
一人でも多くの読者の方が、今日から豊かな人生設計を始めるきっかけになればと思っています。
良かったら気になる記事を読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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