著者のバフェット太郎さんは、現在のような米国株投資が話題になる以前から、米国の高配当株に分散投資する方法を提唱してきた方です。
現役のサラリーマンでもあり、「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」という投資系ブロガーでもあり、最近ではYoutubeにも活動の場を広げているようです。
そんな彼の運用成績はブログで公開されていて、2016年1月に3,477万円だった資産は、2021年5月時点で8,840万円まで増加しています。
彼のポートフォリオや投資法は至ってわかりやすくシンプルで、初心者でも買い方を真似できるスタイルですので、ぜひ参考にしてみてください。
プロローグ

このブログ役に立つし、いいこと書いてあるなー。

「バフェット太郎のひみつのポートフォリオ」?
ポートフォリオって何のこと?

株取引では複数の会社に分散投資して、リスクを抑えることが成功のカギになるんだ。
その銘柄の組み合わせをポートフォリオっていうんだよ。

ふうん。
バフェット太郎さんのポートフォリオが学べるのが、「バカでも稼げる米国株高配当投資」っていう本なのね。
この記事で分かることはこんなことです。
- バフェット太郎さんの書籍をもとに、彼の投資方法を解説していきます
- 米国株に投資する理由、高配当株を買う理由を解説します
- バフェット太郎さんのポートフォリオの中身を解説します
- バフェット太郎さんが推奨するポートフォリオの組み方を解説します
著者について
- 日本株、米国株、REIT、ETFなど様々な種類の投資を経験。投資歴は15年以上。
- つみたてNISA、ETF投資で米国株の取引歴は15年以上
- 節約、副業で貯めた資金をコツコツ投資、40歳で資産は4000万円オーバーしました
・この記事を書いている私のプロフィールはこちらです。
- 節約と投資と副業が趣味の40代サラリーマン
- 仕事は原価計算などお金に関する仕事一筋
- 趣味が興じて簿記2級を独学で取得
- 4人家族で生活費は月27万円。資産は4千万
- 35歳でうつ病を経験し、会社に依存しない生き方に挑戦中
バフェット太郎がすすめるポートフォリオ・投資法。高配当株の買い方
バフェット太郎さんについて
バフェット太郎さんの経歴などを簡単に紹介します。
- 1983年生まれ、米国株投資家であり、現役の会社員、ブロガー兼ユーチューバー
- 23歳のころ、日本株への個別投資で失敗を経験
- ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』に影響を受けて高配当株投資を開始
- 2015年からコカ・コーラ、ジョンソンエンドジョンソンなど米国株投資を開始
- ポートフォリオに多くのウォーレン・バフェット銘柄が含まれている
2015年から米国株投資をスタートしたのは、時期的にも非常に恵まれていたと思います。
それを除いても、ひとつの投資方法を忠実に行い続けるのは、同じ投資家として素晴らしいと思います。
多くの投資家は投資成績が悪くなると、つい新しい方法に目が行ってしまいがちだと思います。
バフェット太郎さんのポートフォリオについて
そんなバフェット太郎さんの投資方法や、株の買い方を学ぶのに適した書籍があります。
この記事では本人直筆の『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』 をもとに、彼の投資方法を紹介していきます。
2018年の書籍ですが、彼のポートフォリオは現在まで同じ銘柄で構成されています。

- WMT:ウォールマート
- MCD:マクドナルド
- XOM:エクソンモービル
- JNJ:ジョンソンアンドジョンソン
- IBM
- VZ:ベライゾンコミュニケーションズ
- KO:コカ・コーラ
- MO:アルトリアグループ
- PG:プロクター&ギャンブル
- PM:フィリップモリス
バフェット太郎さんの運用成績
- 2016年1月:3,477万円
- 2017年3月:4,680万円
- 2018年3月:5,086万円
- 2019年3月:6,920万円
- 2020年3月:6,450万円
- 2021年5月:8,840万円
『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』 はどういう人に向いている
この本をお勧めしたい人は以下のような人です。
- 自分の投資方法が確立できていない人
- 米国への個別株投資に興味がある人
- 投資信託と個別株どちらが良いのか迷っている人
- 初心者でも米国株について学んでみたい人
なぜ米国株投資法が良いのか
それでは彼が米国株をおすすめしている理由を解説していきます。
株式市場の規模が最大
世界の株式市場に占める時価総額の約4割が米国株という事実があります。
グーグル、アップル、マクドナルド、マイクロソフト、IBM・・挙げればきりがないですよね。

出典:岡三証券,外国株式投資の魅力より
S&P500(米国の主要500社)のリターンが6%以上
S&P500という株価指数は聞いたことがありますか?
NYダウ平均の方が一般的ですが、S&P500の方が企業数が多く、リターンも高めです。
日本の証券会社でも手数料の安いETFで簡単に購入することができます。
米国株は日本株より優れているところがある
日本の株式市場が世界全体の約7%にすぎないことは前に説明しました。
それ以外にも下記のような違いがあります。

企業の株主への考え方
企業の経営者の株主への還元姿勢が強いのも米国株の特徴です。
とくに景気が悪いときにその差が出ます。
日本では経営が悪化すると、配当金を削って会社の赤字を補填する経営者が多い。
一方で米国では業績悪化は経営者の責任という考え方なので、配当金を削ることは少ないです。
投資でつながる。日本初のソーシャルトレーディング【アイデアブック】
バフェット太郎さんが薦めるポートフォリオの作り方
バフェット太郎さんがお勧めするポートフォリオの作り方を説明します。
銘柄数は8~16にする
銘柄数を8から16にする理由は以下の通りです。
- 集中投資は高いリターンの期待ができるがリスクが高まる
- 暴落に備えるために、幅広い分野の企業に分散投資した方が良い
- 20銘柄を超えると管理や手数料が増えるのでおすすめしない
景気への影響を考えた銘柄選定をする
景気の影響を受けやすい業種、受けにくい業種を組み合わせるとリスクを軽減できる。
例えば自動車産業は景気の影響に敏感な好況型の企業です。
景気の波で業績が左右されやすく、好況型企業だけでポートフォリオを組むと不況時に弱くなります。
そのため景気の波に対して、異なる値動きをする業種の株を組み合わせると、安定して利回りを得ることができます。
景気の影響を受ける4つのタイプ
- 回復型:ハイテク、金融
- 好況型:一般消費財、サービス、素材
- 後退型:エネルギー
- 不況型:生活必需品、ヘルスケア、通信
バフェット太郎さんのポートフォリオ・投資法の感想・口コミ
twitter上で見つけた、バフェット太郎さんの書籍 『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』 の口コミをいくつか紹介します。
・堅苦しくなく読みやすい
・内容が初心者に分かりやすい
最後に
ここまでバフェット太郎さんの書籍をもとに、彼のポートフォリオや投資方法を解説してきました。
現在ブログは休業中のようですが、YouTubeやTwitterで彼のコメントが発信されています。
とはいえポートフォリオの組み方はその人のリスク許容度や、投資目的などで変える必要があります。
また米国株投資がこれからも正解かどうかは、だれにも分かりませんので、様々な情報を集めて自分で判断していくより仕方ありません。
是非いろいろな書籍や動画などで、多くの情報に触れてみることをおすすめします。
ちなみに私の経験では投資を一番に学べたタイミングは投資に失敗した時です。
私の失敗談はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にお読みください。
さらに詳しい投資に関する知見をこちらの記事でまとめています。
このブログでは節約や投資による資産形成に役立つ情報を発信しています。
良かったら気になる記事をお読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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